友定聖雄さんの作品展「Glass Works」が1F troisで始まりました。

展覧会紹介ページはこちらのリンクをご覧ください。

 

ガラス工芸の第一人者としてご活躍をなさっている友定さん。

地元、神戸芸術工科大学の教授でもいらっしゃいますが、

昨年には、長年に渡る芸術文化への貢献を讃えられ、

神戸市文化賞を受賞されました。

 

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展示作業の日。

梱包を解かれ、一点また一点と現われる美しい作品を前に、溜息の出る思いです。

巻き貝のような複雑な形の作品があります。

半月のような、小舟のような形の作品があります。

そのグリーンの月の中にはさまざまに刻まれた地層があり、

シャープなカット面に光のかけらが閉じ込められているかのようです。

緑の宝石で建造された壮麗な神殿のような作品も……。

 

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それにしても、いったいどうやって作られているのだろうと、

不思議に思われて仕方ありません。

友定さんにお尋ねすると、板ガラスを削って、接着して、と

事もなげにお話しになるのですが……。

 

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展示作業中の一コマ。

奥様と一緒に、慎重に作品を展示台の上に据えます。

 

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作品に反射し、また透過した光が織りなす光と影の紋様も美しい見どころです。

ガラスを知り尽くした友定さんが、

展示室の窓から差し込む強い夏の日差しを、作品のガラスの中で遊ばせ、

一種の秘儀として、いかにも涼やかな光へと変えてしまいます。

そしてまた日が傾くにつれ、

友定さんご自身が調整したライティングの効果がいっそう際立ち、

作品は別の魅力的な表情を見せはじめるのです。

 

 

感染症対策として、会場では換気に配慮し、

ご来場のお客様には手指の消毒をお願いしております。

 

暑い日が続きますが、友定聖雄さんの展覧会をぜひご覧ください。(T)