多くの人々の心を惹きつけ、神戸で色濃くエピソードを遺した画家、鴨居玲。
今年の9月7日で、鴨居さんが没してから35年が経ちます。
この節目に、ギャラリー島田ではB1F unにて、自筆の手紙の原稿や、写真、パレット、遺書などといった貴重な資料を展示しています。
また本展ではオンライン・ミュージアムでの公開も予定しております。

(展覧会の紹介ページはこちら

DSC03149sct展示室奥に並ぶのは、鴨居さんがこよなく愛したバー「デッサン」のオーナー、外山良平さんに向けた海外からの手紙などの原稿。

一文字一文字に見えるインクの濃淡から筆致をありありと感じられ、手紙をしたためられた姿まで想像できるかのうようです。

また、その「デッサン」に置かれていた、山口牧生さんの石彫オブジェ「座」は、unの入り口に置かれています。
(この「座」がギャラリーにやってきた様子はこちらのブログでもご覧いただけます。)

 

 

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展示室の中央で存在感を放つのは、サインと日付入りの愛用のパレットです。

絵具がひとつひとつ積み上げられ、固まって厚みを形成してきた多くの年月と軌跡の重みを感じられます。

 

DSC03113sct鴨居さんの親しい友人であり、自死の発見者でもあった岩島雅彦さんの「芸人の一家」も登場。
200号という巨大なカンバスに広がる赤色が目を引きます。

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関連書籍や展覧会の図録はその場でお読みいただけます。
作品、評伝、写真と、様々な視点から鴨居さんの生涯をご覧いただけます。

 

オンライン・ミュージアムのURLにつきましては、
公開日が近づきましたらHP、ブログ、メルマガ等にてお知らせいたします。

鴨居玲の遺した作品や資料が秘めた貴重なエピソード、解説を添えて、より”鴨居玲”の人物像に迫り、理解を深められる構成を予定しております。

実展示とオンライン展示あわせて、その壮絶な生涯の片鱗をぜひご覧ください。