9/28(土)よりB1F unにてスタートしました、

ギャラリー島田初登場となる栗田紘一郎さんの展覧会がスタートしております。

展覧会紹介ページはこちら⇒

 

なんと、島田と同い年で同じお誕生日(11月14日)という栗田さん。

なんというご縁なのでしょう。

10月1日(火)18:30からは、大谷記念美術館学芸員の池上司さんとのトークが

あり、30名近くのお客様にお集りいただきました。

写真は、展示作業終了後、初対面の池上さん(右)と作品を指さしておられる

栗田さん、栗田さんの奥様とのお話されているところです。

 

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指さしておられる場所、つまり、スタッフの座っている受付後ろには、今回の展覧会で

最近のシリーズの作品が展示されています。

一点もの(エディションは☆/☆)となっています。

シアノタイプというブルーの作品で「Walking ♯1」というタイトル。

お散歩中に出会った、植物。紙は二層になっていて、栗田さん手書きの文字と写真が

一体となり見えてきます。

近づいてご覧なりたい方はぜひスタッフまでお声がけ下さい。

 

展示1

 

展覧会は1987年から、2018年の作品、18点が展示されています。

見た方から、これは絵ですか?と問われる方が多く、写真作品とお伝えすると、

日本画かと思ったと言われる方が多いです。薄い雁皮紙にプリントされている作品。

写真作品と聞いてイメージするものとのギャップがある方が多いのかもしれません。

トークでは、栗田さんが、「photography」という言葉が、「写真」と訳されて、

日本へ入ってきたことについても語られていましたが、

「光の絵」と聞くと、また印象が違います。

現実をうつしているのだけれど、現実をうつしとっているもの、というよりは、

撮る人の眼差し、がそこに表現されている、光の絵。

 

展示2

 

興味深いお話が次々と飛び出したトークでしたが、私が印象的だったのは、

フォトグラフィの魅力について。

うつすだけではなく、どれだけ作りあげれるか、ゲームのように、というお話。

そして、最後に写真とは何ですか?という質問に対する栗田さんのお答え。

「宗教であり、麻薬であり」というお言葉でした。

頭の中にイメージがあって、どれだけそれを作り上げれるかのか。

その作品を目の前にして、心地よく、そして厳しく、何かを問われていることを

ひしひしと感じています。

池上さんに、このギャラリー空間にとても合っていますね、と言っていただきました。

なんとも足がふわっと軽くなるような不思議な作品空間、

みなさんに感じてただければと思います。

 

スタッフ:林