今回はー夢の痕跡ーというタイトルがつけられた展覧会。案内状の森の三賢者という作品は、会場にももう一点展示されています。

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作業中の川端さん。今回は、お名前はローマ字表記です。2013、2015、2016と今回ギャラリー島田では4回目の個展です。会場はdeuxとお隣のtroisの壁面にも展示しています。

DSC05230trois壁面はdeuxに展示している作品と少し空気が違いますが、書かれた時期が少し前とのことでした。

20台後半に、世界を旅してまわられた川端さん、一番印象に残っているところはどこですか?とお聞きすると、どこも良かったですが、グアテマラはよかったですねーとおっしゃっていました。ネパールやインド、お金がなくなったら、アメリカでバイトをして、また旅に出る。そこで出会った人々、その土地土地の歴史や記憶。そのご経験が今の表現につながっておられるようです。

DSC05255このお顔の作品は、赤いくちびるが印象的。昔はこどは赤い唇(血色の良い)姿だったけれど、最近街中ではあまりそのような姿を見かけないかもしれない。文明の発達していないような場所では、狩猟してとった動物の肉を、血がしたたった状態で食べるとのこと。だから唇が赤々としている。食べること、一つとっても、生命力につながっている。何気なく恵まれているように、便利に生活しているわたしたちの生命力はどうなんだろうと考えさせられました。DSC05252森の中を歩いていて、見えないけれど、何か気配があり、聞こえてくるような存在。ユーモアも感じる生き物が語り掛けてくるように感じました。このなんとも言えない、動物のような、人のような、妖精のような生き物は、川端さんですか?と思わず聞いてしまいました。

会期は、木曜日まで、残すところあと少しですが、どうぞ作品に、川端さんに会いに来てください。お待ちしています。 スタッフ林