1F deux(ドゥー)では辻井潤子さんの5年ぶりの個展を開催しています。

シンガポールにお住まいの辻井さん、作品の方が一足先にギャラリーに届きました。

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荷解きをして現われた作品たち。

その鮮やかさにスタッフ一同、息をのみました。

写真では伝わりませんが、手前の黒い地のシリーズの表面には、それは美しい光沢があります。

彩色した上から、ある種の樹脂のコーティングによって生み出された艶(つや)です。

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そうして迎えた展示日。辻井さんも到着して作業にかかります。

「ここはどうでしょうね?」と辻井さん(右)。

「そうですねぇ…」と展示構成のお手伝いをするスタッフH。

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「ここの窓はふさぎたくないなぁ…」

そう、deuxの西側の窓の壁は着脱式なのですが、思案の結果どんな展示になったかは会場にてのお楽しみです。

午後の日ざしが作品を柔らかく彩る、すてきな展示の仕方になりました。

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さて、次はあちらの壁をどうするか…。

お向かいのtrois(トロワ)のウィンドウ面です。

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「あー、悩む…」

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まだ悩んでいます。

どこに絵を置くかもそうですが、辻井さんの作品はまた、どの方向で飾るかということがあります。

辻井さんご自身が、どの向きで見てもいいようにと、いってみれば無重力的に作品を描いていらっしゃるのです。

向きを変えるたびに作品の新しい相貌が、新しい魅力が次々と現われます。

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大学時代の同級生で建築家の島田陽さんが様子を見に来られました。

展示のアドバイスを請います。

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蝙蝠社長です。

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日が暮れて、最後には辻井さんの旦那様も加勢に来てくださいました。ご夫妻ともにアーティスト。

真ん中は一日お手伝いをしてくださったお友達のIさんです。

皆さんのお力もあって素晴らしい展示になりました。

 

会期が短めですので、どうぞお見逃しなく。

会期中、辻井さんは毎日在廊の予定です。

皆さんの前で、作品の向きもくるくると変えて見せてくださいます。

 

ご来廊を心よりお待ちしております。(T)