1階 troisで「コレクションの力 生きる者たち」が始まりました。

展覧会紹介ページにもありますように、「真摯に『生きる』ことに向き合った作品」をテーマに、当ギャラリーの膨大なコレクションの中から作品を選び、展示しています。
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今コレクション展のタイトルにもなっている松原政祐さんの「生きるものたち『誕生』」。

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振り返ると展示室の大きな窓の外はうららかな春の日。
神戸では桜もおわり、植物界は先日までと打って変わってどこか鳴りをひそめたようにも見えますが、まぢかに迫った爆発的な繫茂の時期を前にそれぞれの内側でエネルギーをみなぎらせているのでしょう。
今回展示されている「花」「樹」そして「根」も、外から見える形を描いたというより、その内部にたぎる生命力を捉えているかのようです。

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生はときに喜ばしく、またときにいたいたしく、そして死のかげりとも切り離せません。「生きることに向き合う」とは、そうしたものから目をそらさず、じっと見据えることでもあるのでしょう。作家の皆さんのそのまなざしの厳しさ、深さが私たちの心を揺さぶります。

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一方でまぶしいぐらいの命の輝きを外へ放射するかのような作品も。
もうすぐにそんな季節が来ますね。

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今回初めての展示作業だった新人インターンのYさんも、若々しさを振りまきながらしっかり活躍してくれました。

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伊津野雄二さん、東影智弘さんの立体作品、植松永次さんの陶作品も展示されています(非売作品も含まれます)。

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ほかに、木下晋さん、藤崎考敏さん、忠田愛さん、宇野マサシさん、石井誠さん、毛利そよ香さん、渡邊敬介さん、武内ヒロクニさん、アーリング・ヴァルティルソンさん、沢村澄子さん、加川広重さん、上村亮太さんの作品を展示しています。

テーマをしぼっても、あの作品も、この作品もと、ご覧いただきたいコレクションにはきりがありません。今年からは「コレクション展+(プラス)」として、いっそう充実した作品展を開催していきます。

このすてきな季節に、どうぞお運びください。
(T)