B1F  un(アン)では片山みやび展「あたりまえの風にのって」が始まっています。

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箱を開けると、キャンバスに大胆にガラスをあしらった、文字通りきらめくような作品たちが現われました。

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さて、展示開始です。

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片山さんと話し合いながら、スタッフHが中心となって構成を決定します(写真右は片山さん)。

ギャラリー島田と片山さんのおつきあいはもう20年以上。版画(リトグラフ)から油絵へ、そして文化庁の新進芸術家海外派遣員として滞在した北欧でのガラスとの出会いを経て、近年は絵画とガラスを組み合わせるという唯一無二の作風で精力的に作品を発表なさっています。

お話をしていてもバイタリティに満ちあふれている片山さん。ご自身、多作だとおっしゃいますが、アクセサリー作品も含めると60点以上、それも昨年から今年にかけて制作された作品がほとんどです。

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アクセサリー作品のコーナー(すべて一点ものですよ!)。

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「これいいね」蝙蝠社長が現われました。

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「お客様にはこちらなんてお似合いですよ〜」とH劇場が始まります。

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ガラスという素材の効果も相まって、作品が感じさせる清々しい透明感。

ガラスの存在感が示されるというより、そこで光そのものを捉えようとしているような。

「完成の少し手前でとめるんです。そうして、絵を見る人に完成させてほしい。そんな絵なら、きっといつまでもながめていられるんじゃないかと」という片山さんの言葉も印象的です。

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さて、3月3日には兵庫県立美術館学芸員である江上ゆかさんをお招きして、片山さんとのギャラリートークが催されました。

息の合ったお二人の楽しいやり取りに会場は笑いに包まれ、と思うと、そこに江上さんの片山作品への鋭い洞察が差しはさまれます。

ガラスを使うというのは絵の具を塗り重ねるのとは真逆の効果を生む、つまり描き手の気配を消す方向に作用するというお話などは、なるほどなるほどと。

楽しさのうちにいっそう深い認識が開けていく、たいへん意義深い場でした。

(T)