重松あゆみ展「Jomonの面影」

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ギャラリー島田の40周年にはやはりかかせない、重松あゆみさん、8年ぶりのご登場です。

今回は地震や台風により、重松さんの工房が制作できる環境ではなくなる事態に陥ったり、と展覧会の開催が心配されましたが、実現できて一同感激。

まずは、丁寧に包まれた作品たちと、作品をのせる台たちが搬入されてきました。

 

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はじめに、作品のレイアウトを調整。このメインの回転壁は、どの作家さんにとっても空間をつくる重要な壁。どの角度にするのがよいのか、毎回スタッフ達も交えて意見を出し合いながら決定されていきます。

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そして、いよいよ箱をあけます。淡い、色とりどりの、妖精のような、でもちょっと奇妙な生き物のような作品が次々と顔を出します。

この時間はスタッフにとっても得難い瞬間。楽しみでもあり、緊張する瞬間です。

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展示台に並べ終わると、重松さんの最終調整。一つ一つと丁寧に会話しつつ、空間全体を大きなスケールで引き受けておられる姿に、私達は見惚れるしかありません。

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さて、今回は、重松さんが3年前から研究対象として魅了され、取り組まれている、「縄文」をテーマとした作品を中心に構成しています。

打合せの段階から、縄文について語る重松さんは、とても生き生きしておられ…

信濃川流域にある十日町博物館から縄文土器の実物をかりてきて、それを実際につくってみることから始められたそうですが、その作り方・手順は記録に残されているものではなく、まさに手探り。

つくってみると、本当に丁寧に計画しないと実現できない高度な技術でできているそうで、模倣するのにも数か月を要したそうです。

上部の立体的な部分から、下部の平面的な部分へ移行する中間部が面白い、のだとか。また、この「縄文シリーズ」に取り組みはじめてから、作品を通して、日本人それぞれの持つ「縄文」のイメージの違いに触れる機会が何度もあり、その点についても面白い、と。

…お話をきかせていただく私達もいつのまにか「縄文」に強く興味が湧いてきて…

そうです、そのお話、もっと詳しく!

ということで、ギャラリートーク(重松さんレクチャー?!)を開催することになりました。

 重松あゆみ ギャラリートーク「自作を語る」

 初日15日(土)15時~ と、22日(土)15時~

スライドや縄文土器を模して造られた実物などもお持ちいただく、大変貴重な機会になります。

どうぞみなさまお越しくださいませ。

もちろん、トーク以外の日にもごゆっくりお越しくださいませ。360度、そして日によって、ご自身のコンディションによっても様々な見え方を味わっていただけることと思います。

 

スタッフ(S)