東影智裕展

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東影智裕さん、2年ぶり2度目のご登場です。「美術の窓」5月号“画廊が選ぶ新人”のコーナーでギャラリー島田から推薦させていただきましたが、今最も応援している若手作家さんの一人です。昨秋の龍野アートプロジェクト2013  『刻の記憶』  Arts and Memories でも素晴らしい作品と作家としての決意を見せていただきました。

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東影さんの作品は、「可愛い」という人と「怖い」という人に分かれると思うのですが、私は断然「可愛い」派です。前回の個展の際も一瞬で魅了され、そして近寄ってじぃーと見れば、その肉のふくらみと毛並みの一本一本に吸い込まれ、撫でてみたい衝動にかられたのでした。さらに瞳の潤みがなんとも言えない感情をよびおこすのです。

さて、今回の作品をご紹介しましょう。

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できたてほやほやで、瞳がいっそう潤んでいます。

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東影さんの言葉とともに見ていると、なんだか「困ったなぁ」と感じてきました。

生きてもいないものにも可愛さを感じる、愛情すら覚えるのはなぜなのか。生きているもの(私の場合、飼っている猫だったり)に感じている可愛いらしさや愛情とそう変わらないくらい感じる。逆に、じゃぁそれは、いかほどのものなのか。その愛情は本物なのか?……なんて不安になる。

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眠たそうな子牛?

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ねぇ、 ねぇ、 ねぇ、 と尋ねられているような……

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東影さんの、生きものに対する愛情の抽出によってカタチつくられた、この生きものたち。私が何に愛情を感じているのかの共通部分にリンクし、愛おしく思えるのかもしれない。……とポジティブに考えてみて、今日は一旦おひらきに。会期中、考え続けてみようと思います。

会期中、東影さんは毎日在廊(火曜日は15時頃まで)予定です。どうぞお出会いください。

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こちらも楽しみです

現代郷土作家展~藤原向意・松田一戯・清水浄・東影智裕
「生きるものたちへ」
2014年11月15日(土)~12月23日(火・祝)
休館日:月曜(ただし11月24日は開館)、11月25日
10:00~17:00(入場は16:30まで)
一般 800円 / 大学・高校生 500円 / 中・小学生 200円
 姫路市立美術館 (兵庫県姫路市本町 68-25)