ギャラリー島田では、3月は震災に関連した展覧会を開催中です。

B1Fのunでは、ギャラリーのコレクションを中心に、東北・神戸の震災を振り返るきっかけとなるような作品が集まっています。

展覧会情報はこちらからご覧いただけます。

DSC07786 昨年のコレクション展「25年目の1.17」にも登場した作品も多数並んでいます。

このうち1点、今回の展覧会のためにお持ちいただいた作品があります。 DSC07784 DSC07794 高濱浩子さんの『童話 「おわりとはじまりのあいだ」』です。

岩手県盛岡市で開催された「つながる」アートコミュニケーション展に、神戸出身の高濱さんは阪神淡路大震災の被災者として参加。盛岡市中央公民館にて公開制作され、県内各地を巡回しました。

お世話になったとあるお医者さんを東北で訪ねたとき、あたたかく迎えてくださったというお話を伺いました。

その方は「キラキラした神戸からようこそ」と仰ったそうです。その「キラキラ」には、かつて震災から復興した神戸の街に対する思いが込められていたのだろうと、お互い震災を経験した街に住む者同士繋がるものがあった、と髙濱さんは語られていました。

震災から1年後に東北を訪れた高濱さんが、そこで見た景色をまっすぐな言葉で綴ったキャプションもあわせて、ぜひご覧ください。

DSC07797 フェルナンド・モンテスさんのテンペラ画を前に語らう高濱さんと蝙蝠。

「作者の方が亡くなられても、作品はこうして残っていくのですね」と仰られていたのが印象的でした。

 

本展は17日(水)まで開催中です。

ぜひ足をお運びください。 (スタッフF)

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