現在、ギャラリー島田1F deuxとtroisでは小谷泰子さんの作品展を開催中です。

展覧会紹介ページはこちらのリンクをご覧ください。

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「青の断片から青い闇へ」と題されたこの展覧会。

闇の奥でゆらめき、輪舞し、ときに激しく懊悩するかにみえる女性の裸身、

すべて小谷さん自身のセルフポートレートです。

 

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小谷さんが個展として作品を発表なさるのは20年以上ぶりのこと。

この間も作品は撮り続けていらっしゃったといいますが、それは発表のためというより、むしろ自己と見つめ合うための行為だといいます。

小さい頃につけていた絵日記の延長のような…とも。

 

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troisには主に90年代の後半に制作された作品が、

deuxには最新の作品シリーズが並びます。

以前の作品は、小谷さんご自身「ベールでおおわれたような質感」とおっしゃいますが、

最近の作品とは確かにずいぶん雰囲気がちがうようです。

フィルム・カメラからデジタル・カメラへという変化もあったといいます。

それにしても闇に青白く浮かび上がる身体はこんなにも生々しく、それでいてこんなにも幻想的で…。

小谷さんの唯一無二の作品世界を、ぜひ直にご覧ください。

 

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会場では作品集「Blue Darkness」もお求めいただけます。

会期は9月23日(水)まで。

この貴重な機会をどうぞお見逃しになりませんよう。

ご来廊を心よりお待ちしております。(T)

少しずつ暑さの和らいできた今日この頃、 爽やかな風の吹きこむような、大森翠さんの展覧会がunにて始まっています。

展覧会ページはこちらをご覧ください。


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地下の空間を目一杯に使い、大きなキャンバスの作品を多数展示しています。

壁一面に、鮮やかで存在感を放つ色彩の世界が広がっています。

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じっくりと時間をかけて絵具を重ねていく大森さんの作品。 その前に立つと、注ぎ込まれた力強い息吹を感じられるようです。

DSC03404風景や野菜の静物をはじめとした水彩画もお持ちいただきました。 どれを展示するかスタッフと選定。

大森さんらしい表情豊かな色合いの作品がずらりと並び、どれも飾りたい!と迷いながら味わいながら。

会場には展示していない作品もすこしだけお見せします。 DSC03424 優しい緑色に包まれ伸び伸びとした葱の作品は、思い入れの深い手放せない作品なのだとか。

植物が魅力的でいる新鮮で瑞々しい時に、そして新鮮な気持ちで向き合って手を動かすことで、 たったひとつだけの大切な作品が生まれるのだと大森さんは言います。

いつでもまっすぐな言葉で話される大森さんの姿勢が、明快な筆跡からも伝わってくるようです。

 

世の中の変動が多いせわしない日々が続くなかですが、 ふっと季節の匂いを思い出させてもらえるような展覧会となりました。

ぜひご来廊ください。

(F)

多くの人々の心を惹きつけ、神戸で色濃くエピソードを遺した画家、鴨居玲。
今年の9月7日で、鴨居さんが没してから35年が経ちます。
この節目に、ギャラリー島田ではB1F unにて、自筆の手紙の原稿や、写真、パレット、遺書などといった貴重な資料を展示しています。
また本展ではオンライン・ミュージアムでの公開も予定しております。

(展覧会の紹介ページはこちら

DSC03149sct展示室奥に並ぶのは、鴨居さんがこよなく愛したバー「デッサン」のオーナー、外山良平さんに向けた海外からの手紙などの原稿。

一文字一文字に見えるインクの濃淡から筆致をありありと感じられ、手紙をしたためられた姿まで想像できるかのうようです。

また、その「デッサン」に置かれていた、山口牧生さんの石彫オブジェ「座」は、unの入り口に置かれています。
(この「座」がギャラリーにやってきた様子はこちらのブログでもご覧いただけます。)

 

 

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展示室の中央で存在感を放つのは、サインと日付入りの愛用のパレットです。

絵具がひとつひとつ積み上げられ、固まって厚みを形成してきた多くの年月と軌跡の重みを感じられます。

 

DSC03113sct鴨居さんの親しい友人であり、自死の発見者でもあった岩島雅彦さんの「芸人の一家」も登場。
200号という巨大なカンバスに広がる赤色が目を引きます。

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関連書籍や展覧会の図録はその場でお読みいただけます。
作品、評伝、写真と、様々な視点から鴨居さんの生涯をご覧いただけます。

 

オンライン・ミュージアムのURLにつきましては、
公開日が近づきましたらHP、ブログ、メルマガ等にてお知らせいたします。

鴨居玲の遺した作品や資料が秘めた貴重なエピソード、解説を添えて、より”鴨居玲”の人物像に迫り、理解を深められる構成を予定しております。

実展示とオンライン展示あわせて、その壮絶な生涯の片鱗をぜひご覧ください。

 

友定聖雄さんの作品展「Glass Works」が1F troisで始まりました。

展覧会紹介ページはこちらのリンクをご覧ください。

 

ガラス工芸の第一人者としてご活躍をなさっている友定さん。

地元、神戸芸術工科大学の教授でもいらっしゃいますが、

昨年には、長年に渡る芸術文化への貢献を讃えられ、

神戸市文化賞を受賞されました。

 

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展示作業の日。

梱包を解かれ、一点また一点と現われる美しい作品を前に、溜息の出る思いです。

巻き貝のような複雑な形の作品があります。

半月のような、小舟のような形の作品があります。

そのグリーンの月の中にはさまざまに刻まれた地層があり、

シャープなカット面に光のかけらが閉じ込められているかのようです。

緑の宝石で建造された壮麗な神殿のような作品も……。

 

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それにしても、いったいどうやって作られているのだろうと、

不思議に思われて仕方ありません。

友定さんにお尋ねすると、板ガラスを削って、接着して、と

事もなげにお話しになるのですが……。

 

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展示作業中の一コマ。

奥様と一緒に、慎重に作品を展示台の上に据えます。

 

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作品に反射し、また透過した光が織りなす光と影の紋様も美しい見どころです。

ガラスを知り尽くした友定さんが、

展示室の窓から差し込む強い夏の日差しを、作品のガラスの中で遊ばせ、

一種の秘儀として、いかにも涼やかな光へと変えてしまいます。

そしてまた日が傾くにつれ、

友定さんご自身が調整したライティングの効果がいっそう際立ち、

作品は別の魅力的な表情を見せはじめるのです。

 

 

感染症対策として、会場では換気に配慮し、

ご来場のお客様には手指の消毒をお願いしております。

 

暑い日が続きますが、友定聖雄さんの展覧会をぜひご覧ください。(T)

新型コロナ・ウィルスの芸術各分野への影響が懸念されるなか、神戸文化支援基金が実施した緊急支援助成。

その取り組みを、支援(志縁)を応諾された日本玩具博物館の館長 井上重義さんやstrage booksの濱章造さんらの声と共に、毎日新聞の三輪晴美記者が紹介してくださいました(8月8日夕刊第2面)。

PDF版はこちらから→毎日新聞20200808

 

毎日新聞20200808

 

画廊通信8月号は、現在開催中の「2020年特別企画展 未来圏から!」の特集号です。

見開きページでは、作家の皆さんからいただいた、作品と、このコロナ・ウィルスの状況をめぐる思いの一部を掲載しています。

シリーズ・エッセイ「パンデミックの時代に」にはセルビア在住の詩人・翻訳家の山崎佳代子さんと、編集者の松田素子さんにご寄稿をいただきました。

松田素子さんには、宮沢賢治の詩より、今回の「未来圏から!」のテーマをお考えいただきました。

また今号より、神出鬼没、亀の井別荘の中谷健太郎さんによる「オハガキ通信」が始まります!

 

PDF形式のデータは下記のリンクよりご覧ください。

http://gallery-shimada.com/blog/wp-content/uploads/2020/07/%E7%94%BB%E5%BB%8A%E9%80%9A%E4%BF%A18%E6%9C%88%E5%8F%B7.pdf

 

 

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4月から約3か月の休廊期間を経て、ギャラリー島田は7月18日より、

2020年特別企画展「未来圏から!」にて本格的に展覧会を再開いたしました。

いまだコロナ禍にあるこの状況のなかで、

未来に向けた作家の皆様の想いがあふれた展覧会となりました。

B1F un・1F troisの2会場にて開催中です。

展覧会詳細ページはこちらをご覧ください。

 

展示作業には、例年の夏のミニアチュールでは多くの作家さんにご参加いただいていましたが、

今年はコロナ対策の観点もあり、少数での展示作業となりました。

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一体どんな「未来圏」がギャラリーに生まれるのか、一同楽しみながらの作業です。

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壁面ごとにムードが生まれるよう作品を並べたり、時には象徴的にも見えるよう工夫したりと、

今回もより一層、空間とテーマの関係を味わいながらの展示となりました。

 

 

換気や距離を意識しつつ、昼食タイム。

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外出自粛、感染対策…そんな日々を過ごしたからこそできる、何気ないけれど少し特別な話題での歓談でした。

 

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人数こそ少数ではありましたが、力を合わせ、

予定時間より早く展示を完了させることができました。

 

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本展では、作家の皆様に作品コンセプトを書いていただきました。

それぞれにとっての「未来圏」が、作品と文章とで織りなされ表現されています。

作品のキャプションとあわせて展示しておりますので、ぜひコンセプトにもご注目ください。

 

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そしてtroisのウィンドウには、ギャラリー島田の書籍や、

現在公開中のオンライン・ストアにて取扱い中の作品や予告も並びました。

またdeuxの壁面には、横断幕とも言えそうな巨大なポスターも登場しました。

 

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なお、ギャラリー初めての試みとして、

オンライン・ミュージアムでの公開も只今準備中です。

オンラインでは、実展示の作品ももちろんご覧いただけるほか、

海外から参加される5名の作家さんの作品も非売作品として展示いたします。

全国から、そして海外から、遠方の皆様もご覧いただけましたら幸いです。

URLは7月25日(土)に公開予定ですので、HPやブログにてお知らせいたします。

 

本展では、コロナウィルス感染拡大防止のため、

展示室の換気、消毒液のご用意、触れやすい場所の消毒のほか、

troisの入り口にて受付を行い、ご連絡先の記入と体温の測定をお願いしております。

(詳細はこちらにて)

お越しの際は、まず受付にお立ち寄りいただけますよう、どうぞご協力をお願いいたします。

 

 

約一か月間の特別企画展。

まだまだ油断はできず先が見えず、そして暑さの増す季節にもなりますが、

「未来圏」へ導くようなアートの力を感じていただければ幸いです。

ご来廊の際は、どうぞお気をつけてお越しください。

 

(F)

新型コロナウィルス感染予防対策を下記の通り講じたうえで開廊しております。

ご来廊に際し、以下の対策にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

・ 体温が37.5℃以上ある方、体調のすぐれない方は来廊をご遠慮ください。

・ご来廊の際には、マスク着用と手指の消毒をお願いいたします。
 消毒液は会場入り口に設置しておりますので、ご利用ください。

・会場内は出入口の扉や窓を開け、常に換気を行います。

・会場内の多くのお客様が触れる箇所は定期的に消毒いたします。

・会場内が込み合うときは、入場制限を行います。

・ギャラリーのスタッフは、マスクを着用して、お客様の対応をさせていただきます。

ギャラリー島田コレクション の小展示   1F trois

武内ヒロクニ作品の小展示   1F trois & B1 un

 

コロナ禍による休廊中から、

道行くみなさまにも楽しんでいただきたく、会場の一部で小展示を行っております。

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1F trois では、榊原メグミさん、井階麻未さん、

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井階麻未さんの「不死鳥」は今の状況にぴったりだね、と、4月5月の休廊中から展示しております。

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植松永次さんの花器には、黄色いぼんぼり。伊津野さんの「歓喜の仔」。

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武内ヒロクニ作品。挿絵原画の販売を企画中の「しあわせ食堂」とともに展示しておりますよ。

鮮やかな色から、元気をもらえます。

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3月に発行した、上村亮太さんの「アネモネ戦争」。ウィンドウでもご紹介。

残数僅かとなりましたプレミア版は、地下カウンターにて、販売しております。

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湿り気を帯びたコンクリート。

深みを増した緑。

堀尾さんの赤。

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堀尾さんの横浜トリエンナーレ作品とともに、小曽根環さんの神戸ビエンナーレ作品も。

雨曇りのパティオで、しっとり輝いております。

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地下1F un では、ギャラリー島田コレクションによる武内ヒロクニさんの小展示を開催中。

大壁の奥は、スタッフが3蜜を避けながら、次回企画展「未来圏から!」の準備や、

オンライン企画の作業を行っております。

 

展示は、7/14(火)まで、12:00~17:00 ご覧いただけますので、スタッフにお声かけくださいませ。

 

(や)

 

 

その2コラ

ギャラリー島田 オンライン・ストア https://gallery-shimada.stores.jp/ にて6月1日に公開をいたしました、きたむらさとし「悩みのるつぼ」挿絵原画

おかげさまで大変にご好評をいただき、全国の多くの皆さまに作品をお届けすることができました。

お求めいただきました皆さまは誠にありがとうございました。

さて、このたび第2弾として、7月1日に新たに100点以上の作品を公開・販売することとなりました。

長年の連載の挿絵の中から、改めて選りすぐりの作品をご覧いただきます。

さらに充実したきたむらさんの作品世界で、きっとお気に入りの作品に出会っていただけることと思います。

下に作品の一部をご紹介いたします。

ギャラリー島田 オンライン・ストアをぜひ何度でもお訪ねください。

 

「丘の上」

「丘の上」

 

「赤い花・黄色い花」

「赤い花・黄色い花」

 

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「満月」