1998年の海文堂ギャラリー以来5回目、10年振りのご登場となります、坪谷玲子さんです。

本日の展示作業は、坪谷さんのお友達のみなさんがかけつけてくださいました。

こういう時の助っ人さんは、作家仲間さんやご家族なことが多いのですが、坪谷さんの場合は、作家さんだけでなく、執筆家さん、建築家さん、音楽家さん、コピーライターさんなど、バラエティーに富んでいます。坪谷さんの今までのお仕事やお人柄、生き方そのものを思わせる多業種の仲間たち、まさに、チーム坪谷!

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上の写真は、作品たちの梱包をとき、予め坪谷さんが構想を練られた、会場レイアウト図にそって、仮置きし、それを皆さんで「こっちのほうがいいのでは?」「いや、こうしよう」などとひとしきり議論した末にレイアウトが決まり、やっとこさのティーブレイク中。

さて、展示作業再開。床に仮置きされたレイアウトのまま、壁に展示していきます。なにせ、今回の総点数約150点!(deuxとtroisあわせて多くても70点くらい、というのが平均的な点数なのですが…!)

それを一日で展示するのですから、絵の制作だけでなく、展示自体の準備も相当大変です。坪谷さんの信念とエネルギーに、心打たれます。

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うーむ… まだまだ考えることがいっぱい…

でも、とても楽しそうです。そばにいると、心も体も引き込まれてしまいます。

 

さて、完成した会場は、こちらでちょっぴりご覧いただけます。

坪谷さんと島田のコメントもどうぞご一読ください。

展覧会紹介ページ

 

坪谷さんの人生がつまった渾身の展覧会「いのちのカタチは…」

ぜひ、ご覧いただきたいです。

ちなみに、お値段はとてもお求めやすくしていただいています。

ちょっとした記念に、プレゼントに、どうぞお持ちいただけますと嬉しいです。

ご来廊、お待ちしております。

 

(島田容子)

 

◇◇◇◇◇◇◇◇会期中のイベント◇◇◇◇◇◇◇◇

◆ 11月11日(日)12:00/15:00/17:00(各30分)

第351回 日曜サロン「オオタスセリ♪歌とコントのミニライブ」

 

◆ 11月17日(土)17:00〜

第352回 日曜サロン「浪花の歌う巨人・趙博ライブ&トーク」

 

◆ 11月20日(火)17:00〜

たかはしべんミニライブ

 

*すべて予約不要・無料

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すっかり秋も深まってきましたが、まもなく、もうまもなく寒い冬が近づいてきています。植松永次さんの展覧会は、前回が2014年の5月だったので、四年ぶり。今回の展覧会タイトルは、土と火。案内状には、暗闇に火が燃えているイメージが使われました。展覧会紹介ページはこちらです。

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植松永次さん、島田、植松恵子さん。

島田の空間のことは熟知してくださっているだけあって、だいたい、これはここかな、というのがあって、丁寧に置いて呼吸をあわせるように、場所が決まっていきます。

置いてみて、しっくりくる、こない、だんだんとそれがわかってきます。しっくりこないまま、無理やり決めるよりも、しっくりくる場所を探っていくと、自然とそれぞれが良い場所に決まりました。

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4人がかりで展示。重いのもあるけれど、できるだけばちっと一回で決めたいところ。あれこれしすぎると、作品も疲れてしまうような気もします。作品が、まっすぐ凛と背筋をのばせる場所へ向けて、みんなでがんばります。

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決まるかな、どうかなどうかな。どきどき。はい、いい具合いきまりました。

DSC00417ギャラリー島田の40周年記念展に対する、植松さんの思いを感じる作品も。あ、これは本ですね、なんて。

作品一つ一つがじわりじわりと語りだす空間。植松さんが生み出した作品は、植松さんの日々、そして今までの時間から、つながった宇宙がますます広がっていると感じさせられます。眺めているとやさしい気持ちになる。植松さんは、土と火の人なのかもしれません。是非展覧会を見て、じわりじわりとあたたまってください。

手のひらサイズの作品から、広い空間も鷲掴みにするような作品まで、約30点の作品を展示いたしました。お気に入りは早めにおさえてくださいね。

植松さんは、週末はギャラリーに来られる予定とのことです。

40周年もあと少し。お見逃しなく、ご覧くださいませ。

ご来廊心よりお待ちしております。

(林淳子)

 

美術館の所蔵作品のように、ギャラリー島田にはコレクション作品がたくさんあります。ギャラリー島田1Fのtrois(トロワ)というスペースではこのコレクションをご覧いただけます。今回は個展開催中の伊津野雄二さん、そして故 松村光秀さん、というお二人の作家さんの彫刻作品をコレクションより展示いたします。

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全く異なるお二人の世界ですが、共通するのは人物像というところでしょうか。作品同士が語らう空間、そして作品を介してまた、人が語らう、そんな展覧会になればと思います。

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そして「語らう彫刻 語らうひととき」、11/3(土)15:00よりギャラリートークを開催します。是非遊びにいらしてください。

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(林淳子)

毎年この秋の頃にギャラリー島田で個展を開いていただいている藤飯千尋さんです。

社会的な事件に感じた感動や、やり切れなさを、まず言葉になさり、その言葉から作品が生まれることが多いとおっしゃいます。

その制作の過程をご自身で説明された展覧会紹介ページは こちら です。

さかまく波濤、くだける水しぶきとも見える形が描かれた作品があります。

そのような、たぎり立つ激情が迫ってくる作品と、静かな迫力を湛えた作品と。それぞれがお互いに力を削ぎ合うことなく、共振する関係を打ち立てられるよう、念入りに作品の配置を考えます。

作品の前で

一方で、闇そのもののような作品も。離れて見ると一見、真っ黒です。

 

一見黒一色ですが…

ですがよく近づいてご覧になってください。パネルに和紙を貼り、その上にアクリルで彩色されています。その和紙がよじれ、むらをつくり、波のような、葉叢のような紋様をなしています。ざわめきとゆらぎに満ちた、何と豊かな闇の表情でしょう。

マチエールが強くなりましたね

展示作業中、しばらく作品に見入っていた当画廊の蝙蝠が藤飯さんに近づき「以前にもましてマチエールが強くなりましたね」と言葉をかけていました。

藤飯さんとコウノさん

そして今回、この夏の台風で根こそぎに倒されたという木の根が展示されています。こちらも和紙をあしらい、彩色されています。

木のどの部分かと一瞬、迷いますが、根を地の底から見上げる形で置かれています。

アメリカ経済の終焉

表紙に藤飯さんの作品が使われた『アメリカ経済の終焉』が資料として置かれています。

今回の作品展のタイトル「最後の砦」とは「まだここがある」という希望なのでしょうか、「もうここしかない」という焦燥なのでしょうか。

作品をご覧いただき、ぜひご自身の目でお確かめ下さい。

ご来廊をお待ちしております。

(T)

2年ぶりの松村光秀展。今回は、70年代80年代90年代の「いわゆる松村節!」な作品で構成いたしました。

初めて見る作品も、何度も対面している懐かしい作品も。

作品の梱包を丁寧に開封していくインターンのMさん。

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松村さんの娘さんも立ち会ってくださり、一緒に作品のメンテナンスをしたり、世間話をはさんだりもしながら…

 

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作品一つ一つに完成された濃密な世界観があって、作品をどのような並びで展示していくのがよいのか…

あーでもない、こーでもない、これもいいし、あれもいい… とスタッフみんなで悩み悩み。

それぞれに松村さんを想いながらの時間を過ごさせていただきました。

 

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貴重な資料も会期中に整理しながら展示予定でおります。

さて、どんな「松村部屋」ができあがってくるのか… お楽しみに、お立ち寄りください。

展覧会紹介ページはこちら

 

会期後半は、troisのスペースにて神戸文化祭の参加企画として、伊津野雄二さんの作品とのコラボ展示にチャレンジいたします。

神戸文化祭参加企画の展覧会についてはこちら

 

ご来廊、お待ちしております。

 

(島田容子)

 

本日、愛知県岡崎市より伊津野雄二さん、奥様の順子さんをお迎えしての展示作業でした。

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展覧会紹介ページはこちら。

ギャラリー島田では、2009年5月に初めて個展をしていただいてから、今回8回目の展覧会になります。1回、1回の展覧会をご一緒するごとに、そのありのままの佇まいに込められた、いくつものメッセージをあちらこちらからと降り注がれるような心地がしています。時の積み重なりが溶け合って、現在、過去、未来が一緒になって何かを問いかけられているかのように感じ、作品を眺めていました。

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舞台に上がる前、幕間に待つ作品たち。手前は「木陰の人々」という作品。

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静けさの中に、香りがたちあがるように、それぞれの場が与えられていきました。

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「ドリームクラッカー Dream Craker」という作品。今回いくつかの作品にこのドリームクラッカーが登場します。頭の上に乗っているのが、ドリームクラッカー。その名の通り、人の夢を噛み砕くのだそうです。いい夢も。わるい夢も。

例えば、ピーターパンのティンカーベルであったり、ピノキオのジミニークリケットのような存在とも言えるでしょうか。見えない何かに気づいて知らせてくれるような存在。よい夢、わるい夢を噛み砕いて、それをまたばら撒くのだそうです。人間のなすがままにしていると、偏りが生じる、そんな不具合のようなものを、このなんとも言えない表情のドリームクラッカーが、バランスをとってくれているのかもしれません。伊津野さんは、見る人が自由に想像して見てもらえたら、とおっしゃっていました。私の頭にもドリームクラッカーがのっているのかな。

展示が終わり、ライティングで、また作品の表情がいくつもの様相となって浮かびあがりました。壁面にうつる影もまたしかり。また会場にて多くの対話が生まれることと思います。

初日の明日27日は17:00より伊津野雄二さん、順子さんご夫妻を囲んでの集いのひとときをもうけます。

伊津野さんの詩句を女優の河東けいさんが朗読をしてくださることになりました。

予約不要ですので、ご都合つけば是非いらしてください。とっておきのひびきあう時間になることを楽しみにしています。

そして会期中、ゆっくりと静けさの中に耳をすまして、目を凝らしてご覧ください。作品とともに、ご来廊をお待ちしております。

(林淳子)

 

 

 

 

今回、ギャラリー島田では3回目の個展の落直子さん。1F troisでの展示は初めてですが、絶妙にしっくりと馴染んでいます。展覧会ページはこちら。

展覧会タイトルは、Landscape -now here-。一度目の個展は、1F deuxにて、timelineというタイトルの展覧会。 二度目の個展は、1F deuxにて、Shangri-laというタイトルの展覧会でした。。

過去二回の展覧会を経て、時間が、作品画面で熟成したかのような奥行きを感じます。

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スワトウのレースのよう。様々なモノや形がつながり、流れる文様のごとく描かれています。細密に描かれた部分を見るために、落さんが双眼鏡をもって来てくださっていますよ。

DSC09786_cts通路側の壁面には、薄いブルーの作品のシリーズ。ギャラリーの中は、黄金の作品、そして、夜空のような群青の作品。

DSC09775_ctsこのシリーズの中でも12mの大作は、巻物のように、壁面から床面へと設置され、まるで天の川のごとく目の前に広がります。案内状にも掲載された画面の中にうすら白いHole、あちらの世界へと続く穴のようなものが描かれた作品シリーズもあります。

そして一番新しい作品は、白く、光り輝く作品。ライトや、自然光を取り込んで、キラキラと輝き、見る位置によっても見えかたが変わります。

DSC09774_cts丸い形の作品は、先ほどのholeが壁に出現したかのようです。

そして、

夕方、日が落ちてきたころ、もう一つの世界が現れます。

DSC09804_cts写真ではなかなかお伝えしきれないのですが、用意してくださっているブラックライトをあてると、また違う世界が広がります。まるで森の中で精霊と出会ったかのような。思わずおぉーと声がでます。

隠された暗号が見つかったような。見えていた世界と見えなかった世界との出会い。いろいろな見えかたを楽しめる展覧会になりました。

外から見ると、艶やかに輝くギャラリー空間。よく見ると、繊細に描かれた線の世界。そして隠された裏側に潜むもう一つの絵。

これは会場でしか、体感できません。キラキラ、ゾクゾク、あちらとこちらの世界を行き交うような神秘的な体験になるかもしれません。

落さんは全日在廊予定です。ご来廊心よりお待ちしております。

(林淳子)

3年ぶりとなる、小曽根環展がはじまります。

40年近く木目を描き続けてきた小曽根さん。

小曽根さんと聞けばあの木目を思い起こす方も多いのではないでしょうか。

しかし、なんと。今回は、木目が見当たらないのです。

いったいどういうことなのでしょうか。

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ひとつ20㎏ほどある作品たち。慎重に地下へ運んでゆきます。

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一方でこちらでは、なにやら機材の設置が進んでいます。

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作品構成はもちろん、展示台やライティング、音響…、空間づくりに余念がない小曽根さん。

ギャラリー島田はジャックされたかのように、がらり、違う一面を見せています。

気になる会場風景、消えた木目の真相はこちらをご覧ください。

と言いつつも、まずは、実際に体感していただきたいです。

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パティオには木目の作品が。

時間によって見え方が変わるので、時間を置いて向き合うのもおすすめです。

 

会期中、サロンがございます。

 

 10/19(金)15:00~ 小曽根環によるライブインスタレーション

@ギャラリー島田1F deux (地下へ降りる階段側のウィンドウ)

急遽決まりましたが、ご都合つけば是非ご高覧ください。

 

第349回 土曜サロン ギャラリーコンサートとトーク 「 “ダイジニオモウコト”によせて」

日時: 10月20日(土)17:00〜

ゲスト:Coupie(環境音楽)、越智裕二郎(西宮大谷記念美術館館長)

 

ぜひお運びください。

 

(松浦)

展覧会紹介ページはこちら

 

ギャラリー島田40周年の夏休みの大整理にて、再会したコレクションたち。

普段はなかなかご覧いただけない作品も多数ございます。

この日のために準備してきましたが、なんと、展示作業日直前の、蝙蝠親分ギックリ腰。

その影響で、まだまだお出しできてない作品もあり、会期中、増殖していく予定でおります。

 

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↑展示作業はママさんズもがんばりました。笑

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↑ギックリ腰対策の簡易ベッドが… 古黄袋を枕にするなど… (失礼いたしました…!)

 

出会いは突然に。偶然に。

お楽しみに、お気軽に、お越しくださいませ。

 

(島田容子)

 

 

ギャラリー島田初登場、関西初個展の住谷重光さんです。

神戸のご出身ですが、関東の大磯にお住まいでいらっしゃいます。

deuxの空間をとても好きだと仰っる重光さん。とても朗らかに微笑みながら、展示空間をつくってゆかれました。

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この白い作品たちは、大磯の海。実際に見える海の姿を砂浜に座って、毎日描き、最後にアトリエに持ち帰って、こんどは白く消していかれたそうです。

真っ白なのに、海、ときいて、一瞬戸惑いましたが、眺めていると、不思議と、海、それも、”天気の良い一日を予感させる明るい朝の砂浜”に居る時の感覚を体が感じていることに気づきました。

あたたかく、ゆったりした時間の感覚も思い出します。そして、潮の香が…

まさに、住谷さんが海の現場で感じ取ったものを、作品を通して、私達は追体験することができるということなんだと思いました。

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砂浜で感じる海、海からすぐのご自宅から見える海、そして、桜の樹や花、滝… どれも、優しく、柔らかく、住谷さんを通して現れる風景(空間)は、住谷さんのお人柄そのものだなぁ、と改めて実感します。

住谷さんが制作されている姿を写真におさめられた写真家さんのお話も。

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ぜひ、住谷さんと、住谷さんの作品にお出会いいただきたいと思います。

ご来廊お待ちしております。

展覧会情報・会場風景はこちらをどうぞ

 

(島田容子)