1月8日より、堀尾貞治さんと津高和一さんの展覧会を3会場にて開催中です。
今回は、地下会場についてご紹介いたします。

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存在感を放つ津高さんの大作(100号)を含め、島田旧知の三木谷様からお
かりした貴重な作品と、堀尾家からおかりしたこれまた貴重な神戸の震災風
景のコラージュ作品や、四角連動の和紙の大きな作品をコンクリートの柱に
展示しています。

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堀尾さんは生前、コンクリートを飲み込むような展示をされていたことを思
い、今回も柱に展示するよう考えました。

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島田コレクションの津高さんの、震災直前に制作された墨の作品「響」や、
少し剝落のある古い作品も、時間の経過を感じさせる作品と思い、あわせて
展示しています。

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会場に入ってすぐ右手にある作品は、津高さんの自画像的な抽象作品とお聞
きした記憶があります。troisの会場にも、入って右手の壁に銅版画による自
画像作品がありますので、ぜひ見比べてみてください。

堀尾さんもご参加されていた「対話」展というグループ展にて、パフォーマ
ンスで残してくださった作品も2点あります。(1F troisに展示)「対話」と
いうキーワードも今回のお二人の展示とリンクするように思います(津高さ
んと堀尾さん、または観客と作品、観客同士)。

堀尾さんの「あたりまえのこと」、そして 「四角連動」も津高さんの言葉や
作品とつながりました。 津高さんも、四角形が特徴的な作品を多く残されて
いて、地下のカウンター後ろの壁に展示中のリトグラフ作品を配置してみま
した。

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資料や、販売物(堀尾貞治「下町記憶絵」「日めくりカレンダー」)もこの
機会なら手に 取ってみていただける貴重なものなので、 ぜひゆっくりご高
覧ください。

展覧会情報はこちらからどうぞ。
堀尾貞治展 http://gallery-shimada.com/?p=7747
津高和一展 http://gallery-shimada.com/?p=7750

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今朝オーナーの蝙蝠が松井鮎子さんの猫のブロンズを取り出してきて、何だろうと思ったら…

 

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資料としてご覧いただいている写真集『津高家の猫たち 阪神大震災に見舞われて』のそばに置いて、ああ、なるほど!

 

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明日もまた1月17日がめぐってきます。

 

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「津高家の猫たちは震災後、2週間ほどの間にポツポツと遺影とガレキだけの自宅に帰ってきた。
今ではみんな里親のもとで元気に暮らしている」


(『津高家の猫たち 阪神大震災に見舞われて』(写真・吉野晴朗   文・津高和一  1995年)より)

 

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堀尾貞治展・津高和一展は2月1日(火)まで開催しております。

ご来廊お待ちしております。

 

本日1月8日より、堀尾貞治さんと津高和一さんの展覧会がはじまりました。

当初は展示室を分けてお二人別々の展覧会となる予定でしたが、それを変更し、今回はお二人の作品を並べて展示するというユニークな形で開催しています。

まったく違ったアプローチのお二人ですが、おのおのの世界を際立たせながらも作品としては深く響きあうものがあり、自由な空気感の中でお二人の作品が改めてまたとても新鮮に見えてくる展示となっています。

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堀尾貞治さんは2018年に逝去されてからもますますその評価を高め、現在も頻繁に展覧会が開催されています。

今回、ご家族に貴重な作品をお借りし、大変充実した展示となりました。

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1995年1月17日、震災で亡くなった津高和一さんを思い、これまでもこの時 期にコレクション展を重ねてきました。

今展覧会のために、島田旧知の故 三木谷良一さんの所蔵作品から力強い存在 感を放つ大作をお借りすることができました。

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展覧会情報はこちらからどうぞ。

堀尾貞治展 http://gallery-shimada.com/?p=7747
津高和一展 http://gallery-shimada.com/?p=7750

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皆様のご来廊を心よりお待ちしております。

 

新年あけましておめでとうございます。

2022年もギャラリー島田をよろしくお願いいたします。

堀尾昭子の現在展にて「堀尾昭子の現在」展の会場(西脇市岡之山美術館)で。

1Fの2会場、deuxとtroisで開催されている井上よう子さんの作品展「長い旅」。

展覧会紹介ページはこちらのリンクをご覧ください

 

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深いブルーで描かれた空と海。

はるか空の向こう。

遠い海の彼方。

井上さんのブルーは憧れの色です。

 

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室内を描いた静謐な作品。

ですが人物が登場することはありません。

椅子。花束。シャボン玉…

残されているのは人のいた気配だけ。

どこかさびしさを感じさせる絵。

でも、誰かがいたぬくもりの残る、あたたかい絵です。

 

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南側の展示室troisには井上さんの新しい作品が、

北側のdeuxにはこれまでの作品が展示されています。

トランクを描いたこちらの作品は、初個展で出展された30年前の作品です。

 

 

トランクの中には、たぶん、いっぱいの絵の具。

そんなトランクを携えて、もうずいぶん長い旅をされてきた井上さんです。

そしてこれからもつづく旅です。

井上さんの過去の作品も、今の作品もひとしく、

空と海の彼方、未来をみつめています。

 

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会期は12月22日まで。

2021年最後の展覧会です。

会場では井上さんの2022年のカレンダーもお求めいただけます。

(品切れにつきご予約を承っております。)

 

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皆様のご来廊を心よりお待ちしております。

そして本年も多くの方に足をお運びいただき、ありがとうございました。

 

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すっかり寒さも増して、2021年も終わりが近づいています。

地下の展覧会の最後を飾っていただいたのは、三沢かずこさん。島田では2019年以来の開催です。

展覧会ページはこちらからどうぞ。

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作品の梱包を開けると、白い部屋が深い青色に包まれ、心地よく身の引き締まるような静謐な空間となりました。

海のような空のような、様々な表情を見せる青色のなかに、赤、黄、緑、白…といった様々な色が浮かび上がっています。

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今回は、大きな越前紙に描かれた作品も2点登場。これを壁にかけると…

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縦に流れる筆跡が、まるで上から降り注いでいるようです。スタッフからは「滝みたい!」といった声も。

滝を眺めるように(もしくは滝に打たれるように…)、目の前に立つと心がすっとすくような癒しのムードが漂っています。

 

見る人によって、たとえば動物や植物や、時には人の姿にも見えてくると、お越しになった方から様々なお話を伺います。

三沢さんは何かを具体的に表しているわけではありませんが、それは見る人の心を映し出しているのかもしれません。

 

今回の展覧会は、地下が三沢さん、1階は井上よう子さんと、どちらも青色の世界となりました。

冬の静けさにぴったりの、穏やかで、そして寒い季節でも心は温まるような、そんな空間となっています。

お越しになる際は、ぜひ道中温かくしてご来廊ください。

昨年は、例年よりもやや静かめだったと記憶しますが、今年は
遠方からも多くご来廊いただき、久しぶりの石井さん、そして女神筆頭に
石井作品と出会っていただけて、ギャラリーも師走の空気を忘れるほんわか
した空間となっております。
展覧会紹介ページはこちらのリンクをご覧ください

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今年は石井さんの作品の中では大作の10号サイズが3点、あとは6号、4号、SMの
4つのサイズの作品を展示しています。
会期半ばで、展示替えもしておりますので、どうかお気に入りの作品とお出逢い
いただけましたらと思います。

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今回の案内状に掲載した2点、花と女神は入口に展示しています。
女神は、ステンドグラスのようなもの、青や黄色、白、茶、赤、ふたり、さんにんと
色々な女神がお待ちしています。

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今回は、いつもの額(いろり)に加え、軽やかな色合いと空気感の白っぽい額装を
したものも数点展示しております。少しリーズナブルなお値段になっておりますので
是非ご覧ください。

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オンラインストアで、これから掲載予定の作品も、お声かけいただければご覧いただく
ことも可能ですので、小さめの作品が良い、という方もお声がけください。

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今年も石井さんは、元気で毎日ギャラリーに来られています。
会期も半ば、ぜひ、あったかくしてご来廊ください。お待ちしています。

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今年も始まりました須飼秀和展。

1Fのdeux(ドゥ―)とtrois(トロワ)2つの展示室で開催しています。

展覧会紹介ページはこちらのリンクをご覧ください

 

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普段は連載の取材に制作に子育てに忙しくしていらっしゃる須飼さん。

久しぶりにお会いできてスタッフの心も弾みます。

そしてお持ちいただいたたくさんの新作たち。

荷を解くと懐かしい風景を描いた作品があふれ出し、いま紅葉に色づいている六甲の山々のように、たちまちギャラリーを郷愁の色に染め上げます。

 

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こちらは毎日新聞に連載中の「ひょうご・見つめたい風景」シリーズに今年掲載された「こだわりのタマゴ屋さん」(小野市)。

展示作業をしながら、このタマゴ屋さんを取材したときのことをお話ししてくださいます。

「ご主人が鶏舎に入っていくと、鶏たちは親だと思ってるんでしょうね、『お父さん、お父さん』という感じで、違う調子の声で鳴きはじめるんですよ…」

 

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「鍛冶屋線の跡」(兵庫県多可郡)という作品です。

廃線になった路線を走っていた車両が展示されているそうです。

緑の木々の中にひっそりとたたずむ緑色の車両。

しんとした絵の風景の空気に引き込まれて、いつまでも作品に見入ってしまいます。

 

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ミニフレーム作品も大充実です。

かわいい動物や可憐な花たちが、作品の世界にぴったりの特製の額に収まっています。

 

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こちらは須飼さんのグッズコーナー。

皆さまいつも心待ちにされている来年のカレンダーももちろんご用意しております。

deuxでは須飼さんの新聞連載の記事の資料もご覧いただけます。

 

会期は12月8日の水曜日までです。

皆さまのご来廊を心よりお待ちしております。

 

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2年ぶり3度目のご登場、福島千佳さんです。
展覧会紹介ページはこちら。
2018年のギャラリー島田での初個展以降、スウェーデンで長くご活躍の中島由夫さんとの衝撃的な出会いと、
そこから繋がったスウェーデンでの滞在制作など、
沢山の出会いを経ての2年ぶりの発表となります。
神戸を故郷のように思ってくださっているのが、本当に嬉しいです。
さて、展示作業…66005154.ca38e91c71429dcbb25447704d663f96.2111201366005154.5457ed01167b099aa25c583a2379363d.21112013
梱包が解かれた瞬間から、喜びに溢れた色たちが、飛び出してきます。
春の喜び、冬の喜び、お出かけできる喜び、自分を見つめる時間の喜び、愛の喜び…
様々な喜びの光がきらめいています。
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キャンバスから飛び出して、額も彩られ、
ギャラリーのお部屋全体も輝いて見えてきます。
今回初めての軸作品も、紙を超え、軸全体に金色の絵具が広がっています。
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「これ、いいでしょ〜〜っ 私も気に入ってるんです!」
と、作品を一つ一つ紹介してくださる福島さん。
まるで大好きな友達を紹介するような感じで。笑
自分が描いたものなのに、どこか天からの授かりものというか、神様が描いたものだというような、
肩の力の抜けたリラックスした向き合い方で、
それがまた福島さんの魅力でもあります。
福島さんは会期中毎日在廊されます。
どうぞ、お出会いくださいませ。66005154.0ac6ceb5a8f406a1ba7c9bf617f3cc60.21112013
「月刊 ギャラリー」11月号で今展覧会のことが紹介されています。

3年ぶりに島田で個展を開催中の河合美和さん。

展覧会紹介ページはこちらのリンクよりご覧いただけます。

DSC00840 DSC00841 会場に並ぶのは、大きな油彩の組作品や、小さなエッチングやミクストメディアの作品。

素材や技法について様々な角度からアプローチされる河合さんの世界が広がっています。

DSC00857 油彩でありながら、版画作品のような流動感のある作品。

見る人によっては、宇宙のように見えたり、草木のように見えたり。それも面白いところです、と河合さん。

以前から河合さんの作品を知るお客様は、「ずいぶんと変わりましたね」と仰ることもしばしば。

制作をされている長い年月の中で、作品が変化していっていることに、ご自身も焦点を当てていらっしゃいます。

その変化に乗りながら、新しいスタイルで描き続けていらっしゃいます。

DSC00844   本展は11月24日(水)までとなります。河合さんは毎日在廊予定。

たくさんの版画作品や、過去の展覧会写真や作品もご覧いただける資料もご用意しています。

宇宙の星々のような自然の草木のような、そんな神秘的な世界をぜひお楽しみください。

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