毎年恒例のこの時期の展覧会がはじまりました。

展覧会紹介ページはこちら。

 

石井さんとスタッフ

今年はどんな展覧会になるだろうと、初日には50点と少し展示してオープンを待ちました。

日中はあたたかく、ドアは開け放ち、芳名や受付で使用するボールペンは、使うごとに消毒し、ご来場の方には、マスク着用と手の消毒をお願いして、気を付けて、オープンしております。

 

展示

おかげさまで、初日から三連休とういこともあり、沢山の方にお越しいただいています。

みなさん、静かに、ゆったりと今年の作品に向き合ってくださっています。

女神

今年は、案内状に掲載された2点の作品のように、白、そしてグレーのグラデーションのふんわりとした空気感をまとった女神が何点か登場しています。その他、きらきらと光るクリスタルサンドという素材を使った女神、あたたか光を帯びた土色の女神、など新しいモチーフの今年の作品をお楽しみいただければと思います。

作品

女神は、こどものような、また、母のような、娘のような、それぞれ個性があり、目を開けている人、閉じている人、正面を向いている人、横を向いている人、上を眺めている人、と表情やその存在感は様々です。

目に留まり、心に留まった作品がありましたら、スタッフまでお声がけください。

石井さん

会期中、ほぼ毎日石井さんもギャラリーに来られる予定です。

どうぞ、お気をつけて、今年もお待ちしております。

(スタッフH)

作品選定

青空

展覧会初日は須飼さんの作品の青空と競うような晩秋の青空に。

今年もdeux(ドゥー)とtrois(トロワ)の2つの会場で須飼秀和さんの作品展が始まりました。

展覧会紹介ページはこちらのリンクをご覧ください

夕暮れと電車

今回の展覧会のDM(案内ハガキ)のための画像を須飼さんからいただいたとき、スタッフのみんなが、素敵だねぇ! と声を上げたものでした。

兵庫県をはじめ日本各地の郷愁を誘う風景を描きつづける須飼さんですが、年々その作品世界は深まっていくようです。

朝霧堂本舗

朝霧堂本舗という和菓子屋さんを描いた作品です。

商店街を行きかう人のざわめきも聞こえてきそうな、何ともいえずあたたかな雰囲気です。

「ご店主がとてもやさしくて、それでここの蒸しパンが本当においしくて」

そう笑顔で話す須飼さん。

絵にも地元、明石への愛情があふれていますよね。

水の風景

deuxのひとつの壁に、水辺の風景を描いた数点の絵がかけられています。

港のドックに寄せ、川岸を洗い、運河をたゆたう水は、ときに澄んで、ときに深く、さまざまな水の表情が豊かに描かれています。

ポスト

毎年お楽しみいただいていますミニフレーム作品も展示しています。

赤いポストに手を伸ばしている可愛らしい子供は、須飼さんの小さなお嬢さんでしょうか。

グッズ

カレンダーや絵ハガキなどのグッズ、そして須飼さんの絵本『うなぎのうーちゃん』(福音館書店)も販売しています。

カレンダーは今年も大好評です。

 

須飼さん、そして今年も同会期で開催しています石井一男さんの展覧会を迎えると、今年も終わりに近づいてきたなあと、そんな気持ちになります。

だんだんと寒くなってきたこの季節、心の暖を取りにどうぞギャラリーにお越しください。

きっとあたたかく、懐かしい気持ちになっていただけることと思います。

(スタッフT)

須飼さん

今年も石井一男展の開催が近づいてまいりました。
開廊前より多くの方にお並びいただいた場合、下記のように対応させていただきます。

・初日11月21日は、11:00から入場整理券を配布致します。
11:00より、番号順に10名ずつご入場頂きます。

・まずは作品をゆっくり鑑賞していただいた上で、10分経ちましたら整理券番号順にご希望をお伺いいたします。

・様子を見て、12時頃以降はご自由にご入場いただけますが、

状況により人数制限をさせていただく場合がございます。

なお、感染症対策として、
手指の消毒やマスクの着用をお願いいたします。
当日体調の優れない方や、発熱のある方はご入場をご遠慮くださいませ。

ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

地下展示室unではコレクション展「アートの架け橋 ギャラリー島田コレクションをあなたに」を開催中です。

展覧会の紹介ページはこちらのリンクをご覧ください

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こちらの展覧会、実は今年の4月に開催をする予定で準備を進め、案内状も刷り上がっていたのですが、コロナ禍のために延期を余儀なくされたものです。

今回ようやく開催できることをとてもありがたく思います。

 

「架け橋」とは、この展覧会がお客様と作品をつなぐものになってほしいという願いを込めてつけられた名前です。

ギャラリー島田には膨大な数の作品コレクションがあります。

作品がギャラリーにやってきた経緯はさまざまです。そのひとつひとつに物語があり、どれもかけがえのない大切な作品たちです。

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ですが一方で、そうしてギャラリーの保管庫に眠っていることが作品の幸福だろうか、という思いもあります。

作品と、作家の方々にとって何より喜ばしいのは、その作品を気に入ってくださった人のもとへ行き、日々愛でていただくことにちがいありません。

 

作品のためのそんな「居場所」を本当に見つけてあげたいというのが「アートの架け橋」のコンセプトです。

たとえば、ご案内DMに「特別ご優待券」をお付けしました。作品を皆様のお手にお渡しする、その役に少しでも立てればという思いからです。

(DMは会場にも設置しております。)

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作品を展示しているそばから、わが画廊主が近づいてきて「いい作品だな…」とつぶやきます。

作品を前に、改めてよぎる様々の思いがあるようです。

展示室の壁を文字通り埋めつくしたこの作品たちを見ることは、画廊の歴史を見ていただくことでもあります。

ぜひご覧いただくだけでも、ご覧いただきたく思います。

会期は11月18日水曜日までです。

皆様のご来廊を心よりお待ちしております。

11/17(土)より1F troisにてスタートいたしました。

展覧会紹介ページはこちら

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昨年、サポーターの方のご協力のもと、チームアネモネによりプロジェクトを進めました、限定500部の特装本出版にむけて準備し、アネモネの咲くころ、今年の3月に出版記念展が開催されました。

プロジェクトについてはチーム・アネモネのホームページよりご覧いただけます。こちら。

しかし、新型コロナウィルスによる影響で、展覧会は、一週間で閉じることになりました。その時の様子は、映像で記録され、今でもユーチューブにてご覧いただけます。

その1はこちら。

その2はこちら。

その3はこちら。

このたびは、普及版の表紙絵や扉絵などを加え、計30点を額装しまして、展示いたしました。

数冊のファイルに、原画に至るまでに描かれた作品もご覧いただけるよう置いています。

原画以外の作品は販売しておりますので、もし気に入ったものがありましたらスタッフまでお声がけください。

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また会場には、特装本、ギャラリー保管のもの数冊と、この度BL出版さんから出版されました普及版もお買い求めいただけます。

また、編集者の松田素子さんにより、このプロジェクトの普及版にいたるまでの流れがよくわかるメモリアルファイルをお持ちいただきました。そちらも手にとって是非ご覧ください。

そして、この本の原点である、上村さんによる手製本のアネモネ戦争も展示しています。

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道行く方は、ウィンドウに飾られた色とりどりのアネモネの作品を見て、わぁきれいーと思わず足をとめて見ていただいていますよ。

ちょうど時期的には今頃、アネモネの球根を土に植える頃、来年の春に思いをはせながら、どうぞごゆるりとご覧ください。

特装本出版後、読んだ方からこの本のメッセージが今とても大切であるというお声をたくさんいただき、この度の普及版出版につながりました。是非これからも多くの方に読んでいただきたいと思います。

 

展覧会は、11/18(水)まで開催しています。

10月24日より、南輝子さんの展覧会が始まっています。

展覧会紹介ページはこちら

タイトルにもある「ロイクラトーン」は、タイに古くから伝わるお祭りで、ちょうどこの10月~11月の時期に行われます。

初日は板橋文夫さんによるロイクラトーンを始めとした演奏で、情熱的に幕があけました。

展示風景からコンサートの様子まで、一挙にご紹介します。

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ギャラリー島田での開催は3年ぶり。喜びで昔話も弾みます。

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上の階で開催中の藤飯さん(写真中央)と。

一見すると作風の対照的なお二人ですが、根底に流れているものは実は近いものがあるのかも、といったお話が印象的でした。

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詩画集「美しき豊潤」によせられた小さな原画も多数展示しています。

季節の移ろいを感じさせる1点1点をご覧いただけます。

そして、24日(土)の板橋さんのコンサートでは、無事に多くの方をお迎えすることができました。

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静かな演奏で始まり、次第に力強さを増していき、また静かなメロディに…。

右手には打楽器も控えられていて、時折片手で打鍵しながらもう片方の手ではリズムを刻み、

よりいっそう迫力に溢れたパフォーマンスが繰り広げられました。

魂のこもったピアノの旋律、ペダルを踏む音、板橋さんの叫び…全てがギャラリー中に響き渡り包み込みました。

立って撮影していたスタッフには、それらが地響きのようになって足元から振動が伝わるほどでした!

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冒頭、蝙蝠の挨拶。南さんや板橋さんとの出会いや想い出を語ります。

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即興で南さんの短歌の朗読との掛け合いも披露していただきました。

洗練された一つ一つの言葉が、滑らかなメロディに乗って穏やかに流れていきます。

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そしてこちらは、開演前の準備の様子。

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小さな工夫や調節で、演奏が大きく変わってくるのだそう。音の吸収の調整のため布を引いたり、ライティングにも力が入ります。

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豊かなエネルギーに溢れた、南さんの絵画と板橋さんの演奏。

二つが重なり合うコンサートに居る間、長い長い旅をしたかのようで、終わる頃には心身が浄化されたかのようでした。

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お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。

本展は11月4日(水)の16時まで開催中です。

だんだんと寒さの増す季節になってきましたが、ぜひ暖かく生命力にあふれたパワーを感じ取っていただければ幸いです。

(F)

「令和元年度 亀高文子記念  赤艸社賞」を受賞された藤飯千尋さん。

ギャラリー島田での作品展はもう9度目になります。

今回の展覧会の紹介ページはこちらのリンクをご覧ください。

 

展示開始

展示作業が始まり、

梱包を解かれた作品に展示室の空気が震えるようでした。

絵の具を流し込む技法で描かれた、逆巻く波濤、砕け散る波しぶきを思わせる光景。

社会的な事件や、身近に見聞きした出来事、そこで感じたやるせない思いを

作品へと昇華するのだと藤飯さんはおっしゃいます。

 

流木

絵画作品と並んで展示されている、流木を使った作品です。

一見、流木そのままを展示しているとご覧になる方もいらっしゃるかもしれません。

表面に薄い和紙が重ねて貼られた作品です。

白い色合いはその和紙の色。

弔いのための装束を着せるように…とも藤飯さんはおっしゃいますが、

荒波に揉まれ流れ着いた浜辺で藤飯さんに救い上げられ、

ここで静かな新しい生を得ているようにも思えます。

 

雨の庭

通路面のウィンドウに飾られた「雨の庭」。

大好きな作品です。

ウィンドウの展示もどうぞお見逃しなりませんよう。

 

ライティング

わずかな光の加減の違いでさまざまに印象が変わるため、

慎重にライティングの調整をします。

地階 unで同時期に開催される南輝子さんの会場をご覧になり、

南さんのところは明るい色の作品が並んでいるのに、私のところは暗い、と

冗談めかしておっしゃっていましたが、

今回むしろ驚かされたのは、輝くばかりの明るい色が作品にさして、

それが力強い希望の色と感じられたことでした。

藤飯さんの作品を、皆さんはどのようにご覧になるでしょう。

 

会期は11月4日(水)までです。

ご来廊を心よりお待ちしております。(スタッフT)

 

流木展示

ギャラリー島田にも秋の風が吹き込む今日この頃。岩手の盛岡より、沢村澄子さんをお迎えし、ギャラリー島田では2回目の個展が10月10日(土)より始まっています。

展覧会ページはこちらからどうぞ。   DSC03950

 

この日は台風が近づいていてどんよりとした天気でしたが、パワフルな沢村さんがギャラリーに到着すると、とたんに賑やかな雰囲気に。

スタッフたちも、元気をいただきながら、笑顔になりながらの展示作業でした。
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高さ2メートルほどある大作や、連作の展示で試行錯誤中。

縦横無尽に空間を華やかに駆け巡る、こんなところにも、こんな並べ方で、と目を見張るような構成です。

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中には、幅7メートルの大作「般若心経」や、上品でかわいらしい小品の「花」まで、沢村さんの書の世界をお楽しみいただけます。

 

そして今回、沢村さんのアイデアで、ギャラリーにて現場制作を行っていただきました。

素材は変哲の無いプチプチに白いペンキ。

制作には、ときにバスタオルを筆にして書くこともある沢村さん。身近な素材で素敵な作品が出来たら素晴らしいことじゃない!と笑顔を見せられる様子が印象的でした。

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ダイナミックに般若心経が現れていきます。間近で見る沢村さんの力強い筆(刷毛)さばきに、息を呑む瞬間の連続です。

細かなペンキの撥ねやくっきりとした筆跡、浮かび上がる一筆一筆に、魂が宿っています。

DSC04113 DSC04088タイトルは、「空(Heart Sutra Ando/Shimada ver.)」。

名前の通り、この作品はいまunの入り口、空の見える空間に天を翔けるように展示されています。

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その展示風景がこちら。安藤忠雄建築の構造をフル活用して、沢村さんの般若心経が中空に舞いました。

端から見渡した光景は圧巻です。1Fで上からでも、unの入り口で下からでもご覧いただけます。

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とくによく晴れた日に作品の真下から見上げると、陽ざしの差し込む青空が透けて輝きます。

運良くお天気に恵まれたら、ぜひ上空を見上げてみてください。

 

本展は10月21日(水)まで開催中です。ぜひご来廊くださいませ。

 

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きたむらさとしさんの展覧会を1F deuxとtroisの2会場で開催中です。

きたむらさんの絵本作家としての側面と、

美術家としての側面をたっぷりと堪能していただける展示になりました。

展覧会の紹介ページはこちらのリンクをご覧ください

 

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troisでは、小学校の国語の教科書でもおなじみの『ミリーのすてきなぼうし』(BL出版)や、

新しい作品『スマイルショップ』(岩波書店)の楽しい原画を展示。

 

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絵本制作の下絵もご覧いただけます。

これは本当に貴重な機会です。

 

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こちらdeuxには、不思議なムードの絵画作品が並びます。

そして朝日新聞の人気コーナー「悩みのるつぼ」の挿絵原画もずらり。

「悩みのるつぼ」はもうずっと、きたむらさんが挿絵をお描きになっています。

 

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こちらは、きたむらさんの素敵な絵が描かれた封筒。

奥様の松田素子さんに送られたたくさんの手紙です。

 

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きたむらさんの「絵封筒」があんまり素敵なので、

松田さんの企画で作家さんや一般の方からも募集して、

大きな絵封筒の展覧会が開催されたそうです。

今回の作品の飾りつけも、きたむらさんと松田さんの二人三脚で。

 

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きたむらさんの絵本の本棚です。

かわいらしいイスが置いてありますね。

(絵本は会場でお求めいただけます。)

 

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外を通る子供たちが「ミリーだ!」と大人を連れて入ってきてくれます。

今回、展示を終えたあと、あらためて『ミリーのすてきなぼうし』、

そして『スマイルショップ』を手に取って読んでみました。

本当の豊かさとは何か?——

両方の作品に通じる、そんな一つの思いがあるようで、

深い感動が胸に迫ってきました。

 

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運よく、きたむらさんの紙芝居にも遭遇できるかもしれません。

連日、大人と子供でにぎわう会場です。

会期は10月21日まで。

皆さまのご来廊を心よりお待ちしています。

また、近日、ギャラリー島田オンライン・ミュージアムでも本展覧会を公開予定です。

楽しみにお待ちください。(スタッフT)

 

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ギャラリー島田初登場の田鎖幹夫さん、東京よりお迎えいたしました。

コロナのこの状況の中、開催も危ぶまれましたが、なんとか開催。

そして、田鎖さんご自身も会期前半だけですが在廊が実現しました。

展覧会紹介ページはこちら

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静かに作品一つ一つに向かい合って、配置を決めていく田鎖さん。

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紙の上で、踊り、浮かんでくる線たちを、次はこの空間にどのように遊ばせてあげようか…

と愛しむ眼差しが感じられる展示作業です。

写真には写っていませんが、この日は、高校生インターンさんもいて…

田鎖さんの素敵な展示作業に、つい見入って(見惚れて)いました。

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在廊される田鎖さん。なんだか書斎のようです。

お天気の良い午後。troisは気持ちの良い光と風が入り込みます。

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蜜蝋画の様々な技法を紹介したパンフレットや、今まで開催された個展の案内状やお教室の紹介など、ご覧いただけます。

詩的なテキストにも、技法解説のテキストにも、田鎖さんの世界が広がります。

なんだかウキウキ。蜜蝋画をやってみたくなりました。

 

ギャラリー島田の作家さんでも、新たな世界の広がりを求めて、田鎖さんに蜜蝋画を習われている方がおられますが、

同じように、関西から、九州から、北海道から…と全国から田鎖さんの東京のお教室に通われているそうです。

 

この度出版された「蜜蝋画の楽しみ」も好評販売中です。サイン入りをご用意しておりますよ。

 

また、展示中の作品のほか、オンライン・ストアでも作品をご紹介・販売しております。

オンライン・ストア top     → https://gallery-shimada.stores.jp/

田鎖幹夫作品 → https://gallery-shimada.stores.jp/?category_id=5f7064bd4b0839183b09b217

 

ご遠方のかたもお近くのかたも、どうぞお楽しみください。

 

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