汪洋展

汪洋の個展は一昨年、16年ぶりに開催させていただいた。中国では画院専門画家としてすでに名のある画家でしたが、来日して言葉にも文化にも戸惑い苦労する朴訥な姿を見てきた。来日20年を超え、繰り返し渡欧し、画題も画風も色彩も変化した。個展を誘ったのは、底流に変らずある普遍とその変容を見てみたいと思ったからである。母国、中国も劇的に変化した。家族も国際色豊かである。しかし本人は日本語も英語も未だ怪しく、メールもしない私が汪洋を愛するのは、異郷人 (エトランゼ) として失わない素朴な魂と、人の営みへの愛情あふれる眼差しである。

汪洋は一昨年、Deuxでの個展をお誘いしました。16年ぶりのことでした。汪洋は力のある画家なのですが、今度は小さなスペースではなく、もっとチャレンジをして欲しいと思い、今回はB1Fでの個展を奨めました。存分に力の入った作品をみせてくれると思います。中国の大地を抱く作家として、日本に住み、西洋を描くという意味をどう表現しているのか楽しみです。

島田 誠

◆B1Fにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~17:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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