浅野紋子・打木2人展

二人の若い作家を東京から迎える。上京の都度、何かしらの磁場のようにギャラリーへ惹きつけられる出会いがある。Asano AyakoとUchikiという強い個性を感じさせる画家ともそうした縁(えにし)である。浅野は色彩も形態も宙吊りのまま放置されたような不安定さの中で、どっしりとした存在感を内在させて不思議である。打木は曖昧さのない日常を切り取りながら、異界を垣間見たような不安を内在させて不思議である。同時期に東京からも多くの作家が参加する「一石を投ずる」というグループ展も開催されている。新しい才能との出会いをお楽しみ下さい。

島田 誠

描き始め、のめり込み、立ち止まり離れて、またのめり込む。質感や色彩を持った画面が「何か」を発するようになるまで。そこから画面とのやり取りが、今度は対話するように繰り返される。…そうして「絵」が出来てゆく。それは、私が「私」と向き合うこと、「私」だけではない何かと向き合うことのように思う。うまれた「絵」は、心にふれる風景が、たしかにそこにあるように、そうありたいと思っている。

浅野紋子

3年前、絵を描いている友達に「どうして絵を描いているの?」と尋ねていました。絵を描いて暮らしていく事が不思議な行為に目に映ったのです。しばらく絵と離れていましたが、再び描き始めたのはその謎を解きたかったのだと思います。人の身体や仕草、気になる事、日々の「なんだろう?」を描いています。謎は未だ解けないままですが、考えたり、考えなかったりしながらこのまま描き続けるのだと思います。

打木

◆1F deuxにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~16:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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