内藤絹子展

「私にとって言葉は光のようなものです」
描き終わったあとは、これでよしと納得したはずなのに、再び眺めてみると「なんだこれは」と思ってしまう。そして、時間が経つと又考えてしまう。しかし、その時でしか思ったり、描けなかった瞬間があったはずだ。日々暮らす中で、私は言葉の内に光のようなものを感ずることがある。人間が生み出した仏典、聖書、コーランなど全て言葉で著された。人によっては、その言葉の中に光を見出し明日を生きる希望が湧いてくる。

(2011年8月)内藤絹子

2002年、兵庫県立美術館で内藤絹子の「言葉の遺伝子」に出会った。 巨大な空間に何万語の文字が書かれ、螺旋状にうねるDNAのようでもあり、銀河系のようでもあり、その神秘性とパワーに圧倒された。 言葉は内藤の身体表現としての作品の構成因子であり意味は留まることなくメタボリズムされ、この直截な表現方法が作家を常に自己革新させる。 最近は 積極的に海外での 制作や体験に挑んでいる。この個展で、根源へと向う意志が「祈り」 として空間を満たすことを楽しみにしている。

島田 誠

◆B1F deuxにて 12:00~19:00
○22・23日は作家来廊
※火曜日は~18:00、最終日は~17:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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