祈り -墨と紙 2Dから3Dへ-

藤原志保展展

1970年代、奄美群島、冬の北海道、根釧原野に取材し、又、垂れ込める暗雲に衝撃を受け、抽象表現や墨と和紙による現象に深く興味を持ち、その実験による表現を作品として発表していました。現在は立体、空間表現、インスタレーションに挑戦しております。 今回は「祈り」―2Dから3Dへ―と題して展示いたします。生、死、生命体への、生あることへの感謝の祈り、自然への祈り・・・を胸に秘め展示いたします。
約30年前、タイ国の手漉き楮紙をはじめて手にし、想をあたためてきましたが、このたび、約1200枚(個)のパーツから表現します。直径90cmのコンクリートの柱2本を取り込んだDeuxの会場がどのような空間になるか楽しみです。

藤原志保

「限りなき挑戦」
墨と紙はともに樹木と大地と火と水に関わり万物組成に起源を持つ。藤原はそれらと格闘するように根源的な表現を目指し、次第に平面を超え、立体を超え、光を内蔵した闇、静謐を含んだ波濤となり、直立円筒は揺るぎなき精神の形、吊るされたオブジェは存在の危機的均衡を予兆する。それは日常に極限の生命と向き合ってきたことと無縁ではない。今回は中国松煙墨によりタイ手漉き楮紙を造形し、ギャラリー空間全体を生命への畏敬、自然への祈りを結晶化したインスタレーションとして展示されます。

島田 誠

藤原志保さんホームページ
http://www.eonet.ne.jp/~fujiwara-shiho/

◆1F deuxにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~16:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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会場の様子4 会場の様子6