植浦加代子展

フェルトに描く、古布に針を刺す・・ 異なる二つの行為は「布」という素材を媒体に繋がり、私の中で絡み合う。縫う、染める、色を刷り込む・・・心の向くまま繰り返すプロセスの中で、自分の色と形を、私は布に留める・・・
二年ぶりの個展です。御高覧いただけると、嬉しいです。

植浦加代子

眼だけではなく、手であり体で美を紡ぐ植浦さんの仕事は紙から布による造形へと進んだ。どちらも植物繊維に違いないが、布は麻・葛・藤・楮などが染められ織られ編まれてすらいるが、植浦はそれらが孕みこんだ豊かな美を選択し構成し,色を刷り込み、編む。生の営みの無常観と表現することに賭けた充足感の間(はざま)で産み落される自らのコンポジションが作品である。土俗性、原初性を内に秘めて鍛え上げた美意識が精度と深度を加えた今回の個展を是非、見ていただきたい。

島田 誠

◆1F deuxにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~16:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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