平日は、ほぼ決まった時間にアトリエに出かけてゆき、ほぼ決まった時間に家に帰るというのが、最近の私の毎日だ。
コロナ禍になってから、寄り道をするところもないので以前にもまして規則正しい日常を送っている。
アトリエでは音楽を聴きながら制作の続きをしたり、粘土を捏ねたり、資料をまとめたり、雑誌を読んだり、ただぼんやりと何もしないで時間を過ごすこともある。

2015年に20年間務めていたC.A.P.の代表をバトンタッチしてからしばらくは、作品を作ることと社会とのつながりをもう一度考え直すことが度々あった。
1994年にC.A.P.をスタートさせた当時も同じような思いが巡っていたが、
20年経っても社会の状況はさほど変わりなく、再びどう関わっていくのかを考えた。
そうしているうちにコロナの世界になり、他と関わる必要もなくなり
自分の気の向くままに作品を作り続けることで良いのだと思うようになった。

今回のギャラリー島田での展覧会は、11年ぶりの個展になる。
どんどん溜まっていく作品を前に、そろそろアウトプットする時期なのかなと思い出したところに、島田さんより展覧会の提案をいただいた。

久しぶりの個展は、展覧会というよりは期間限定のお店を開店させるような気分でいる。
店主不在が多いかと思いますが、ぜひのぞきにお越しください。
杉山知子

会場:B1F un & 1F deux & trois
会期:2022年7月9日(土)-7月26日(火)
11:00-18:00  ※水曜休廊