中村文治展

初めは作品の一部(石を受け止める為の器)として現れた「うつわ」の形をした作品。素材が木であるが故に水に弱いし、時間が経てば多少変形する。何を受け止めるでも無く、ただ飾る事しかできない。

光に満ちている。影に覆われる。音に包み込まれる。
実態が無い物事を容包する表現はいくつもあります。
しかし、この「うつわ」でなら実態が無いものを入れる事ができる。
満たす事ができる。覆う事ができる。包み込む事ができる。
そういうものになればと考えています。

中村文治

繊細な木を穿った銀彩の器。木は土を記憶し、水を含み、陽を孕み、刻を印する。中村は「飾ることしか出来ない器」は「光に満ち、影に覆われ、音に包み込まれる」という。その器に私たちは美を、祈りを、望みを満たし、それらが攪拌する微かな響を彼方へと放つ。

島田誠

◆1F deuxにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~16:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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