『愛おしい光、優しい灯り』

片山みやび展

文化庁の海外派遣研修員として昨年10月まで一年間、デンマークに滞在しました。平らな大地、身近な森、そして人々の豊かさと温かさに触れ、私は人生の中でももっとも大きな体験ともうひとつの故郷を得たような気がしました。
滞在地で個展開催中、開館前のギャラリーに近くのピザ屋のご主人が『観ていいか?』と来られました。作品をじっくりと観てから『ありがとう』と言い、何枚かの硬貨をテーブルに置くのです。いらないと言ってもきかず,逆に「朝食をプレゼントしたい」と説得されてしまいました。その時の彼の温かい笑顔が忘れられません。これは帰国前の象徴的な出来事のひとつです。
数々のエピソードが作品になりました。ご覧いただけたら嬉しいです。

片山みやび

文化庁の海外派遣研修で昨年9月まで1年間デンマークに滞在した。その直前に当ギャラリーで、初期のリトグラフからタブローの最新作までをB1F、1Fの両フロアで展覧会を行い、今回は研修の成果を問う帰国展ということになる。片山みやびが選び取った地はフィヨルド、白夜、などの大自然に抱かれた北欧の地。光や風となって、踊り、浮かび、安らう。自然が与えたものに止まらず、その地が育んだ人々の営みをも片山の繊細、柔軟な感性は抱き愛おしみ作品を生む。楽しみにお運び下さい。

島田誠

片山みやびの“雲のゆっくり過ぎる国”
http://www.poolcompany.com/miyabi/

◆B1Fにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~17:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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