東影智裕展

日本に古くから伝わる九十九神のように、長い時間の経過のなか、さまざまなものを蓄積し、思い、考え、宿し、時の流れに静かにたたずみ、そしていつか朽ちて行く。表面上は動物の姿(頭部)ですが、作品の内部に心や、魂のような存在を感じることが出来る作品を作りたいと考えています。頭部は、生と死の狭間や境界、異質な存在として、頭部(首)だけの姿としていますが生や死をことさらに強調するつもりはありません。作品と正対するその人の潜在意識に静かに働きかけることの出来る作品、そこに在る頭部と向き合い、異質な存在を感じる事の出来る作品を作りたいと考えています。私の作品は樹脂を使用した作品ですが、最終的な形が自分自身の手では無く、型から作り出される事に抵抗があるため、基本になる芯の作成以外は型取りを行っていません。

東影智裕

東影智裕(1978年高砂生まれ)のギャラリー島田での初個展です。昨年、ルネッサンス・スクエアで「大場和昭・須飼秀和・東影智裕三人展」で初めて出会い、その精緻で不気味な作品に衝撃を受けた。切断された動物の首は死を幻視させ、反面、その素材感とニードルで細密に刻まれた毛皮の質感は残酷と諧謔を同時に孕みこむ。昨年からミニアチュール展にも参加、龍野アートプロジェクト2011に招聘されるなど異彩を放つ話題の造形作家である。

島田 誠

◆1F deuxにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~16:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

会場の様子1 会場の様子3
会場の様子5 会場の様子2
会場の様子4 会場の様子6