2011年、ぼくはギャラリー島田で作家デビューした。
「芸術をやるなら、徹底的に本道から外れるべきや」という言葉に始まり、「物質を扱って、文章を書いて、哲学を語れる芸術家は、そうはいない」とこっそりと励ましてもくれた。その一方で、ぼくが具象画を描いたら「君はいつから絵描きになった ?」とひどく不機嫌になった。落胆しているぼくに「まあ、絵も悪くはない。だけど、君に単なる抒情は似合わない。それを言いたかっただけや」とフォローすることも忘れない。芸術家とは、ギャラリストとは、両者の関係性とはどうあるべきか。すべては島田さんに教わった気がする。
あれから10年。・・・これが、ぼくの芸術です。
2021年秋    矢原繁長

■2022年3月19日(土)~5月22日(日)開催予定
町立久万美術館(愛媛県久万高原町)
「現代美術家 矢原繁長 + 詩人 岸田将幸展」

会場:B1F un
会期:2021年10月16日(土)-10月27日(水)
11:00-18:00  ※最終日は16:00まで