「加川広重展 3.11 夜が明けるまで」関連企画
「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」の記録
フランス・ペルシュからの贈り物

東日本大震災が起こった後、芸術文化支援のために東北入りを繰り返していた島田誠が、仙台メディアテークで運命的に出会った、加川広重さんの巨大絵画「雪に包まれる被災地」。これをなんとしても神戸で展示したい、展示すべきだ、とプロジェクトが始動。2013年のちょうど同じ3月20日から31日まで、最初の「加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」が実現しました。二作目の「南三陸の黄金」、三作目「フクシマ」にあわせて、2015年まで3回にわたって開催し、一旦神戸でのプロジェクトは終えたわけですが、これに触発されたフランス在住の山田晃稔さん・迪子さんご夫妻が、フランスでも是非とも開催したい、と奔走され、3.11東日本大震災からちょうど5年目に当たる2016年3月11日、フランス 南ノルマンディーのモルターニュ・オ・ペルシュで、追悼展「11/3/11  FUKUSHIMA」が開かれました。

お二人を中心としたフランス・英国・ドイツ・チリ・日本と国籍もさまざまの11人の作家が「フクシマ」をテーマに作品を制作・展示し、加川広重さんの巨大絵画(実際には、様々な制約があり、巨大絵画の縮小版レプリカになったが)の前で、詩の朗読や音楽の演奏を行い、震災の現実と未来について語り合われたのです。

東日本大震災から10年となる今年、10人の作家の皆さんがフランス・ペルシュから作品の贈り物を届けてくださいました。

阪神淡路大震災を経験したこの町で、あの東北の震災について、いま改めて皆様と思いを致す場を持ちたいと思います。

展覧会では作品とともに5年前の「11/3/11  FUKUSHIMA」展の様子、「加川広重  巨大絵画が繋ぐ東北と神戸」(KIITO・2013-2015)の様子もご紹介いたします。  

<ペルシュの10人の作家>
アナ・マリア・フエンサリーダ、イザベル・マヴィット、ジャンヌ・ウィルキン、ジャン・ピエール・マヴィット、ジャン・フランソワ・ロラン、俵典子、ペーター・二ム、マーク・ヴレイ、山田晃稔、山田迪子

会場:1F trois
会期:2021年3月6日(土)-3月31日(水)
11:00-18:00  ※最終日は16:00まで
休廊日:3月18日(木)・19日(金)