須飼秀和個展

須飼秀和さんもギャラリー島田で、8年前に初個展をし、才能と努力で、明石市立美術博物館での展覧会、画集「いつか見た蒼い空」刊行、毎日新聞の「帰りたい」の色彩挿絵連載も120回を超え、その画集が来春、岩波書店から刊行されるというのですから素晴らしいですね。石井さんと須飼さんは大の仲良しなのですが、12月の同じときにギヤラリー島田での個展を持たせていただくのはうれしいことです。須飼さんの成長は新聞連載を経験したことが大きいです。挿絵といっても、毎週のことで。しかもテーマを毎回与えられて、短い締め切りで細かく丁寧な作品を送りだしてきたのですから大変なことです。 それまで書かなかった人物、群集、雨、雪、雲、夜、など、それも日本各地を舞台に書いてきたわけですから鍛えられないはずがありません。すべてにおける真摯さが道を拓いてきたのです。とても楽しみな個展です。お運び下さい。 いつか見た蒼い空。その空の色は印刷では出せない。色素の組み合わせではなく、喜びも悲しみも孕みこんで、突き抜けたような蒼だ。日本という風土(湿度と光)が生み出したその色は私たちの心の故郷と一体となっている。須飼の色彩挿絵「帰りたい」(毎日新聞)のシリーズが始まったのが’08年4月。終わったのは’12年6月。今までの叙景に止まらない四季や祭礼、人間模様などを描き続け、 心の風景も広がりと奥行きをもった。 須飼秀和の世界は私たちたらしめている 全てを抱きしめたように懐かしく、愛おしい。 島田 誠

◆1F deuxにて 12:00~19:00 ※火曜日は~18:00、最終日は~17:00まで。 ■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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