生きるものたちから生かされるものたちへの讃歌

子供の頃からひとりで絵を描くのが好きだった。

小学校5年生の頃、早く絵具がなくなるのでまちがって母が大きな絵具を買ってくれた。それが油絵具との出会いであった。

好きで始めた事であったが、それだけでは続かないと、何かプラスアルファ―が必要だと感じる。

流される様に生きて、ありがたい事に不思議と運良く描き続ける事が出来た。その様な中今でもどれほど純粋な部分が残っているのか確かめたい。
松原政祐

 

若き日に、生きることへの不安や苦悩から死の誘惑にかられ、また仕事を通じて様々な死をみつめてきた末の祈りが形になったのが、松原さんのテーマ「生きるものたち」であり、それは同時代の人々への信頼と友情のメッセージである。そして、松原さんが40年を超える誠実極まりない画業の総決算というべきこの展覧会に臨む今、世界はパンデミックの只中にあり、まさに「生きるものたち」の明日を見つめる日々であり、「生かされしものたち」として応答を迫られているとも言える。
島田 誠

会場:B1F un
会期:2020年9月26日(土)- 10月7日(水)
11:00-18:00 ※最終日は16:00まで


◆ 原田の森ギャラリーにて同時開催
生かされしものたち 松原政祐展
9月25日(金)-10月4日(日) 10:00-17:30*最終日は16:00まで *月曜休館