2007年に「ココロつむぎ」と題してギャラリー島田で初個展、2010年に「ココロおくり」、今回は「葉々たる風景」に挑む。作品はもちろん作家の内面が紡ぎだされる果実である。今回のDMの作品「流離する風景」を見て驚いた。技法も、様式も変らないし、断片的なイメージの集積が、かえって混沌としているように見えるのに、豊かに立ち上がってくるものがあり、細部が響きあい、豊かな旋律が聴こえるような気がする。それは何なのだろう。作品とゆっくりと対話する時を楽しみにしている。  島田 誠

葉々たる風景
神戸に大きな地震があった
それはすべてのはじまりだった
住む家もえのぐも無くなった
なにもできなかった
おそよ2年半後 キャンバスに向かった
すぐそばにあったのは和紙と墨だった
墨は多彩なえのぐとなった
和紙は多様なマチエールとなった
そうだ ずっと風景を描いていたんだ
そしていままだ 新しいはじまり
池内悦子

1F deux 10/26(土)~31(木) 12:00-19:00
*火曜日は-18:00、最終日は-16:00