わたしにとって意識は「古い」ものです。
意識があらかじめ明らかにしてくれた線は、手にとって古いのです。
わたしの手は、いつも何かに追いつくことができなくて困っていますが、
わたしが追いつこうとしているものは意識ではありません。
物質は、意識の及ぶ領域の外に流れ出していきます。
わたしは、追いつけない何かに対してただ手を動かし続けるだけです。
自分の意識が手に追いついたときに、手は止まります。

*アーティスト・イン・レジデンス2019 フェロー諸島 帰国報告
フェロー諸島の彫刻家Janus Kambanのアトリエで滞在制作を行いました。
本展では、フェロー諸島で制作した作品も展示いたします。
細馬千佳子

嶋本昭三先生に紹介され、その直後のAU展(2010:神戸生絲検査所KIITO)や篠山まちなみアート(2014)を拝見し、今回の展覧会へお誘いした。
物質が滴下し、絵画として自立する。その過程は鮮烈である。
新しい試みとしての―物質の解放―は、スリリングな体験となるに違いない。
島田誠

会場:1F deux
会期:2019年11月9日(土)- 11月20日(水)11:00-18:00
※最終日は16:00まで

◆ 11月9日(土)15:00〜 細馬千佳子 ライブパフォーマンス 予約不要・無料