松谷さんの60年におよぶ仕事のフランスでの初めての回顧展が3ヶ月に及びポンピドゥーセンター(パリ)で開催され大変、好評でした。1966年からパリにアトリエを構えられ、今回、1950年代からの22点の作品がコレクションされるのを機に、カラフルな新作を含む大規模な個展となりました。そのお忙しいさなかに本展のプロデュースをお願いしてしまいました。尊敬してやまない松谷さんに「どうしても展覧会をさせていただきたい」と無謀なお願いをしたのが、松谷さんがポンピドゥーセンターへの新作など全力で準備をされていた、年初でした。「複数の作家であれば」とお返事をいただき、お亡くなりになられた堀尾貞治さんをはじめとする「四人展」が実現しました。その詳細については画廊通信10月号の「美の散歩道 87」に4人のアーティストのプロフィールと松谷さんとの交流についても詳しくご紹介いただきました。ポンピドゥーセンターの会場風景については現地からの山田晃稔さんからの報告、それぞれの作家さんの作品紹介などもギャラリーのHPやメルマガ、ブログなどで立体的にご紹介させていただきます。
島田誠

松谷武判さんのプロデュースによる「四人展」を開催できることはとてもうれしい。ポンピドーセンターでの個展でお忙しいなか充実した企画を提案していただいた。
堀尾貞治は松谷アトリエに残された作品。立体造形で松谷と世界を共有するダニエル・ポントロー。フランスで学び、45年前から銅版画工房「アトリエ凹凸」を設立、フランスでも知られる神野立生。「具体」の精神を人として表現として精神として国際的に発信し続けた松谷武判。二つのスペースを使ってご覧いただきます。
島田誠

◆10月26日(土)16:00〜 Vernissage /オープニング 予約不要・無料

会場:B1 un,1F deux
会期:2019年10月26日(土)- 11月6日(水)11:00-18:00
※最終日は16:00まで