銀座に居ても「伊仙」だから困ル。イセンは岬の向こうの集落だからあまり行く気もなく、知らない所。

サホリとその岬の波を噛んでいる岩を見た。今度来たら、とうしても伊仙に行って、 一軒あるcoffee屋に行くこと。
鉄道はフ設したのに伊仙駅をつくる(描く)。 チャチな分度器を頼りに、「徳・鉄」まで来たのでス。目分量が頼り。 色エンピツのキラキラが、私にエンピツの理念が、引っ張って来てくれた。 引っ張りあげる強力なチカラのことを「徳・鉄」でやったのです。「無チン乗車」のコラムをつくった島田マコトこそ、怪力を揮い、私のたわ言を イチかバチかで、まな板にのせた。 亀津の月の浜・・・・エル・ド・ラド。
まことに怪力こそ、誘動弾であります。 くもと波と、地平の向こうのヒコーキ群。ああ陽の出。この静けさ! 武内ヒロクニ

*注1…「伊仙」「亀津」は、徳之島にある地名です。
*注2…「徳・鉄」は武内ヒロクニによる架空の鉄道「徳之島鉄道」(同名の作品を出展予定)

1977年「スミレ色の脱走兵」(表作品) から2013年の「徳之島鉄道」まで、時代と風俗を、まさに記号や象徴をオリジナルメッセージとして色鉛筆に装填し発射してきた天才ヒロクニ。
怖れをなして脱走したのはヒロクニに巣くっていた悪性癌。なにくわぬ不敵な面で藁半紙であろうとコピー紙であろうとかまわず描いては、親指、食指でしごく。その逃走の軌道を追ってみよう。 島田 誠

1F deux 10/5(土)~10(木) 12:00-19:00
*火曜日は-18:00、最終日は-16:00