1973年、上京して武蔵美に入学した。ちょうど40年になる。入学当初から絵描きになると決めていた。そして幸か不幸か現在も絵描きと名乗っている。卒業して一年半ほど東京でアパートの管理人をしながら制作していた時期がある。その絵で個展を開いた。幸か不幸かまとまった金が手に入った。迷わずヨーロッパへ旅立った。その一年半の阿佐ヶ谷暮らしは青臭く濃密な時間であった。今回の展示では、学生時代および阿佐ヶ谷時代に描かれ、かろうじて生きながらえた初期作品を、パリを描いた最新作と並べてみる。40年は煙のように消えて、こんなものだけが残った。どんなものが残ったのか、ぜひご高覧いただいきたい。  林哲夫

・作家トーク「東京1978」10/12(土)15:00~
今回の展覧会について、1978年当時のお話など交えてお話頂きます。参加自由・無料

林哲夫作品展 巴里2013,東京1978 油彩画・水彩画・コラージュ
B1F 10/5(土)~16(水) 12:00-19:00
*火曜日は-18:00、最終日は-17:00