旅が好きで映画や音楽がすき。そして描くことも。
しかし平和でなければこうして描いてはいられない。世界はあやうい事柄に満ちている。心から平和であってほしいと願わずにはいられない。
描く人の中にはこうした思いを直接的に画に込める人もいる。私はそれらを消化し絵に昇華する能力に乏しいようだ。直接的になることをよしとしない自分もいる。今は、内なる思いを種にじたばたしつつも、出来れば面白がって絵が続けられたらと思う。
そこに音楽的なもの、詩的なものが生まれたら良いのだが・・・。
山口よしこ

創作とは人間の営みであり、私と自然との間で何か貴いものを交歓する精神のありようのこと。山口はそれを作曲に似ているという。カンバスに向かうとき、すでに内在化され精神の襞となったイメージが取り出されることを待っている。
選びとられた詩的形象が前回に比して引き締まっているように感じるのは、その襞に時代の危機を孕んでいるからに違いない。
2011年、’15年に続く今回。その確かな航跡をご高覧下さい。
島田誠

会場:1F deux
会期:2019年6月8日(土)~6月13日(木)11:00-18:00
※最終日は16:00まで