一本の線上から   一つの音符が ひとつの音を鳴らした
残響している 黒鍵のシ音 静寂と協奏して
一本の線を おもう
一本の線を引くことは 一本の線を弾くことと信じたい
ここにうまれたこの音は はたして 成って(鳴って)いるだろうか、
いまもって響く 忠勝氏のシ音と 共鳴したいと強く願い
未だ熱を帯びた体温は ぬっと 絵の中に入っていく
梅田恭子

梅田の線の一秒には心のありあまるほどの動きがある。
無限の複雑な震えがある。
何層もの心の動きがそこに折り畳まれているのである。一秒が無限に深いのだ。
(山本忠勝美術評論集(ギャラリー島田)P114)
梅田恭子と山本忠勝(1月14日没)の魂が響き合う。付け加えることは何もない。
島田誠

会場:1F trois
会期:3月30日(土)~  4月10日(水)11:00-18:00
※最終日は16:00まで