「時の忘れもの」に込めた想い
現代人は大自然に対する生物としての感性を失いつつあるのかもしれない。
私の絵のテーマである「時の忘れもの」は、大自然への畏敬の念と現代人が失ったいや忘れてしまった感性を取り戻したいという思いから始まった。自然と人間のかかわりを「時の忘れもの」として名づけ作品作りをしてまいりました。
生命がかけらのように壊れる危険な時代を迎えつつある今こそ人と人との繋がり、生きるものたちへの愛と信頼に満ちた人間が、本来持っている生物としての感性を取り戻したいと言うメッセージを込め「時の忘れもの」として表現した現代人の心の襞を少しでも感じてもらえれば幸いです。
烏頭尾寧朗

烏頭尾寧朗の堅牢なマチエールの展開と深化を見てきた。森や谷や未踏の大地が孕む緊張には現代が直面する危機感へつながり、時が忘れたのか私たちが見失ったのか、それを告発しているのか眼差しを逃すすべがありません。 島田誠

◆ 第359回 土曜サロン
作品を巡っての対話 烏頭尾寧朗×坂上義太郎(BBプラザ美術館顧問)
日時:3月16日(土)16:00〜

会場:B1F un
会期:3月16日(土)〜 3月27日(水)11:00-18:00
※最終日は16:00まで