毎日絵に向かう。仕事や父の病院から帰ってのわずかな時間しかない日も、その時間が、「先生」でも「娘」でも「母」でもない、画家としての私に、私自身に向き合う時間となる。いってしまった人達から受け取った温かいもの、厳しいものを、光と影、静かな風、様々なブルーに託しずっと描いてきた。絵は、正直にその時その時の生き方を映し出す。

母が亡くなって30年、そして私自身が母になって30年、それだけの時を経ても、受け取ったものを子供らに渡せてはいないななどと思いながら、言えなかった沢山のありがとうの思いは(それは母にだけでなく)、いつも絵の中にあるのです。 井上よう子

会場:1Fdeux
会期:7/8()7/19()12:00-19:00
火曜日は18:00、最終日は16:00まで

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