当時ソ連では(今のロシアでも)、男は18歳になると軍隊に徴兵された。私は自由を愛する。決して2年間もおぞましい軍隊生活をしたくなかった。芸術アカデミーで停学命令が出た1年間と、卒業後の3年間、軍の召集からの逃亡生活をした。恋人の家にかくまってもらい、街の中でも目立たぬよう、軍にも警察にも捕まってしまわないようにした。逃亡者はたくさんいたが、捕まる者は大勢いた。4年の間、いつ捕まるかもしれないという恐怖と、もし捕まったら、逃亡の罪で投獄されたり、軍で最も過酷な場所に送られるだろう、という考えに耐え続けた。28歳になると晴れて軍人手帳をもらい、国外用パスポートを作ることができた。そしてドイツに旅に出て、色々なものに衝撃を受けた。
いつの時代も厳しい生活を強いられたソ連、ロシア時代に比べると、現在日本でとても自由に絵を描いている。この度の個展では、私が日本に住んでインスピレーションを受けたものを自由に描いています。
アンドレイ・ヴェルホフツェフ

会場:B1F
会期:2月18日(土)-3月1日(水)open12:00-19:00
※火曜日は18:00、最終日は17:00まで