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シリーズ 上村亮太の世界 No1
上村亮太は1997年に私がプロデュースした兵庫アートウィークin東京「地震のあとに生まれた芸術」の一つ「発信する現代美術―WE ARE HERE AGAIN」(新宿パークタワー)に抽象絵画の大作を出品いただき、同年、VOCA展(上野の森美術館・東京)に招待され、以降、六甲アイランドWATER FRONT OPEN AIR PLAY-でずっと拝見してき、近年は毎年の個展を重ねてきました。2004年の、森美術館・東京での「六本木クロッシング-日本美術の新しい展望2004」などに魅せられ、北野の自邸は上村さんの「Pig pond」(100F)を飾ることを前提に設計した。しかし上村は神戸の震災を挟んでその表現世界に劇的な変化がある。
学生時代から巨大な抽象画(大自然に触発された)ばかり描いてきたのですが、震災後、鬱屈したものを抱きながら山に分け入り走り、そこで別の視点から自然に向き合うことを知り、ある呪縛から解き放たれるように自由になりました。私も多くの上村ファンとともにその変化に魅せられた一人です。圧倒的な迫力を持つ、抽象、あるいは半抽象の世界
も紛れもない上村の世界であり、山に例えれば今を一つの到達点としても、その広大な基盤となる山裾や豊かな樹林を紹介したいと思っています。それは明るく自由で遊び心を感じさせる「現代のSF」シリーズに込められた深い時代的メッセージを読み解く鍵でもあります。今回を第1回とし、来年は「世界 No2」と、いままでの個展を。2018年は「世界
No3」として新作の大作に挑んでいただく予定です。並行して過去の作品の調査や研究も
進めていきます。 島田誠


 

会場:B1F
会期:10月1日(土)〜10月12日(水)12:00-19:00
※火曜日は18:00まで、最終日は17:00まで

上村亮太HP
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