16-03 矢原繁長

痕跡

砂礫から逃れられない 灌木は
水脈を探るため 移動する
午前2時 視線は対蹠点に向けられる
夢の中 夢の痕跡に気付くまで
矢原繁長

兵庫県展での大賞受賞(2010)を機に、2011年にギャラリー島田ではじめての個展。でもそこに至る長い伏線があった。
その個展の「物質・思考・時間」というタイトルが意識を的確に現している。
その後「封印」「境界線」「直観」と題され、物質感から様々な技法によりテーマを社会性へ拡充、挑戦した。甲南大学、関西大学博物館とコンセプチュアル・アーティストらしい場をえて大規模展を開催した。
今回は原点としての物質に回帰しながら「痕跡」を理念に展開する。
島田 誠

1F deux 2016年 3/5(土) 〜 3/10(木)  12:00〜19:00
*火曜日は 〜18:00、最終日は 〜16:00