矢原繁長

森は細波に梱包される
海は水滴のままで落下する
乾いた直観は弛緩しない糸
揺れる認識が質量を伴って
金属音だけが響いている
矢原繁長

2011年にギャラリー島田で初個展、振り返ってみれば、以降毎年の開催となる。鉛によって「時間」を造形し、東北の震災、原発を理念的に象徴した。その後の「封印」シリーズでは、硬質な文体による初詩集「輪郭のない時刻」を鉛で封印してみせ、「境界線」のシリーズでは、基地などと向き合ってきた。詩と造形で先端的に現代と向き合おうとする姿勢は哲学思想の領域に浸透しつつある。
より先鋭的な表現へ挑戦することを期待している。
島田 誠

1F deux 2/21(土)〜2/26(木)  12:00〜19:00
*火曜日は 〜18:00、最終日は 〜16:00