山本ミノ

1972年夏、新幹線新神戸駅ホームに立ち東京行きを待っています。19歳の旅立ちでした。
神戸では既に絵画を描いており、グラフィックデザイナーの仕事もしていましたが、 よりクリエイティブな仕事を求め上京、80年には渡米ニューヨークに活動の場を移しました。他民族との生活、日本人としてのアイデンティティが芽生え82年帰国。
その後ファインアートを再開、普遍性・日本的表現をテーマに発表しております。
巡る多忙な日々種々雑多な出来事に一喜一憂、神戸は何時も心の中にありました。そしてふと思えば43年の歳月が流れていました。
昨年12月パリ展を終えこの度、縁あって今貂子(舞踏家)様の紹介により「ギャラリー島田」での個展が実現しました。
私にとって神戸初個展、感慨深い思いと共に新たな一歩となる予感が致します。
山本ミノ

ミノさんの経歴については謎である。本人から聞いたことはないけれど、名前のミノはミノタウロスのことではないか。上半身が牛で下半身が人間というギリシャ神話の伝説である。その連想は風貌からのものではなく、あくまで名前からのものである。しかし神話と思われていたクノッソス宮殿は実在し、まさに不可思議な迷宮だそうだ。ミノさんはその住人であるにはふさわしい。連作のタイトルが「閃光」だという。一瞬にして仕留められそうである。でもみなさんにはアリアドネの糸を用意しますからラビリンスを愉しんでください。
島田誠

1F deux >10/11(土) ~ 10/16(木) 12:00~19:00
*火曜日は ~18:00、最終日は ~16:00

□初日10/11(土) 17:00~ ささやかな交流会をおこないます。今貂子さん(倚羅座)のパフォーマンスもお楽しみください。