稲垣直樹

中世イタリアの聖人、アッシジのサン・フランチェスコが身に着けていたとされる修道服に出会い、これをモチーフに描きだしてから早くも16年の月日が経ってしまいました。つぎはぎだらけの粗末な羊毛布でできた(聖衣)に、なぜか中世から現代にいたる果てしない時の流れのロマンを感じます。今展は宇宙の星々のイメージを聖衣に重ねてシリーズ連作してみました。表現の道は長く遠く、このモチーフとの付き合いは今後も続きそうです。ギャラリー島田では10年ぶり2回目の個展です。多くの方々にご高覧いただければ幸いです。
稲垣直樹

1998年、アッシジの聖フランチェスコ大聖堂で「聖衣」と出会って以来、その主題を通して宇宙に思いを馳せ、美の世界への窓を開けるように自らの生き方を問うてきた。ギャラリー島田での10年ぶりの個展は稲垣の探求の一つの到達点を示すものである。時代は混迷し未来は視界不良である。「聖衣」をとおして窓の向こうへと誘う強い意志がギャラリー空間を満たすことを楽しみにしている。
島田誠

B1F 9/6(土)~ 9/17(水) 12:00~19:00
*火曜日は ~18:00、最終日は ~17:00


 

>>展覧会開催中のサロン情報
秋の古典サロンシリーズ「能あそび」
第1回 9/16(火) 19:00~20:30(18:30開場)
会費:¥2,000 (ASK会員:¥1,500)
講師・演者 林 宗一郎(能楽師)