内藤伸彦

水を涸らせて、色を失った土面の形象を、
崩された森の破片の枝を支えに、ここにおく。
ひびは、あやうく持ちこたえて、まなざしの向きに直交する。
地図をたどるように、内側への狭い抜け道をのぞきこむまなざしは、
陰と空間のあいだをさまよう。
自然より多くの手段で語ろうとはせずに、
ひっそりと、ひびをおく。
内藤伸彦

1F deux 8/23(土)~ 8/28(木) 12:00 ~ 19:00
*火曜日は ~18:00、最終日は ~16:00