松村光秀

松村光秀さんが亡くなられて9月11日で2年になります。昨年は信濃デッサン館槐多庵や佐喜眞美術館をはじめ松村先生を「偲ぶ展」が全国7箇所で開催されました。そして、その全てが異なる作品によるものであることも画期的なことでした。 それを契機に長野と沖縄に多くの作品がコレクションされ、また当ギャラリーが多くの作品を収蔵保管を引き受け、この稀有の作家をより広く紹介する務めを担うこととなりました。今回は新たにコレクションした奇跡的に焼失を免れた作品や松村芸術の独特の世界を強く象徴する木彫や木箱や額装の仕事に焦点を当ててご覧いただきます。

島田誠

歳月が押し流したもの、押し流せなかったもの。沈殿したもの、洗浄したもの。それらが交差する作品から、天上の静謐と地上のひたすらな生がせめぎあった、密やかな歌声が聞こえ、香りが匂ってきます。
自在の境地に達した飄々とした姿の中に生きている哀しみも、密かな喜びも滲みでています。それは”あるがまま”を肯定した諦観ともとれるし、「俺の哀しみなど他人に分かってたまるか」と突き放しているようにも見えます。
『 絵に生きる 絵を生きる ―五人の作家の力』(島田誠著)より

B1F 7/12(土)~ 7/23(水) 12:00~19:00
*火曜日は ~18:00、最終日は ~17:00

>>同時開催
「松村光秀展」 歩歩琳堂にて
8/30(土)~9/5(金) 12:00~19:00 *水曜休み


 

>>展覧会開催中のサロン情報
「野瀬栄進ジャズライブ」
8/26(火) 19:00開演(18:30開場)
会費:¥3,000 (ASK会員:¥2,000)
出演:野瀬栄進(ジャズピアノ)、武石聡(パーカッション)