板ガラスをカットし、積み重ね、接着する。そして、研磨する。
それらの行為は、まるで「光」を、そのガラス一枚一枚に閉じ込めていくような仕事です。
いわば、当たり前のように存在する「光」そのものを、板ガラス素材を使用し、どのように具現化するのかを問われているのかもしれません。
完成した作品に「光」を与えるとき、「光」は磨かれた外面によって、ガラス内部で屈折、拡散、反射します。
それは、私の想像をはるかに超え、壮大な宇宙の輝きのように、カオスから静寂へと導かれ、自らの手の及ばない、神の領域に期待し、願い、祈る瞬間でもあります。
友定聖雄

友定の作品はガラスのオブジェではあるが小宇宙と呼ぶに相応しい。ガラスは光を反射するとともに
内に抱き、剛性にして脆弱、色を含めば華麗、含まねば透明。その自在な有様に古来から人々は魅せられてきた。
友定はそれらの属性を知り尽くし、そのうえでシンプルに素材と自らを重ね、組み上げるように高みを目指す。そこに
作家と一体となって神の領域を抱いたオブジェが現出する。
島田誠

1F deux 4/19(土)— 4/24(木) 12:00 — 19:00
*火曜日は —18:00、最終日は —16:00