今年は春に念願でした、新聞連載「私だけのふるさと」が岩波書店から出版されました。
約三年半の連載で、新たに人物を入れる風景に魅力を感じ、四季折々の厳しさの中にある美しさも描いて行きたいと思うようになりました。
それと同時に沢山の方々との出会いが在り、絵を続けて来れたのだと思います。
絵を描いて行くのは牛歩の歩みで、自分を見失いそうになる時もありました。
そんな時、いつも誰かが支え、励ましてくれました。最近、特に思います。絵で繋がり、広がってきた交流がとてもありがたく、大切なものだと。
感謝の心を忘れずこれからも描いて行きたいです。

須飼秀和

須飼秀和のギャラリー島田でのデビューは2004年12月。
それから9年の間に素晴らしい作品を積み上げてきた。2008年頃までの『いつか見た蒼い空』の時代、それから2012年6月までの『私だけのふるさと』(毎日新聞 全205回)の時代、
そして今、新しい時代へと歩みを進めようとしている。その歩みは、蒼い空が象徴する懐かしくも美しい風景から、四季おりおり、照る日曇る日の人々の営みへと拡がってきた。
その底流にあるのは郷愁である。そして今またそれらの枠をこえて、あるがままの自然に出会った感動を描きたいと心に期す。そのとどまることのない、真摯な探求こそが須飼秀和を現在たらしめている源である。

島田誠

1F deux 11/30(土)— 12/11(水) 12:00—19:00
*火曜日は—18:00、最終日は—16:00

 

須飼秀和のブログ
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