ラ・マンチャの白い町II

徳永卓磨絵画展

ラマンチャのカンポ・デ・クリプターナを懐かしく思い出しています。泊めて下さったカルメンさんや魚屋や揚げパン屋の叔母さんたちはどうしているのだろうか。ここを第2の故郷として通いつめる徳永夫妻の作品には通過する旅人では決して描けない内実がある。あの光、あの風、あの窓、あの門、あの壁、あの風車、あの大地、あの空、そしてあの静寂。それらを描き切っています。灼熱の中にあったすべてが、どっと記憶の中に蘇ってきました。この頃はぼくの住む北野の古い屋敷の門の前に座りこんで描いています。急坂で目の前でぼくがドッタと倒れて、鞄にいれていたワインがグッシャと割れてドクドクと流れ出したけど、徳永さんは眼もくれず一心不乱に描き続けていました。あとで聞くと「そういえばワインの匂いがしてましたな」。恐るべき集中である。

◆B1F deuxにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~17:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

会場の様子1 会場の様子3
会場の様子5 会場の様子2
会場の様子4 会場の様子6