吉仲沙智個展

吉仲さんの仕事(あえてそう呼ばせていただきます)はずっと注目していて、個展の開催も何年も待ってきました。うちでの発表は逡巡しながら、他所では次々にするので、うちが、あるいは私が嫌いなのかと思ったりもしました。ようやく、大きな目を見開いて「やります」と、やっと決まったのです。ぼくがこんな裏事情をしゃべっているのも実はそれが吉仲さんの制作に関連してるように思うからです。大きな目にパアーと涙が溢れたり、百億光年の先を見ていたり、自分でも持て余すほどの並外れた感受性を持ち、それが現実への逡巡になったり、怒りになったりするのですが、決断は論理回路をへず、いきなり天啓を受けたようにためらい無く、強固なものとして現れるのです。そこには修練とか習熟とかと無縁の閃きが刻印されるように作品としてただ存在するのです。

◆1F deuxにて 12:00~19:00
※火曜日は~18:00、最終日は~16:00まで。

■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。

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