日時:2018年10月20日(土)17:00~
参加費:予約不要・無料
ゲスト:Coupie(環境音楽)越智裕二郎(西宮大谷記念美術館館長)
アンビエントな旋律を奏でるCoupieが小曽根環の創出する空間からインスパイアされた楽曲を演奏。木目から彩色樹脂への作品の展開について、と、Coupie×小曽根環のコラボについてのトークとなります。
第300回〜第349回
第348回 神戸塾 日曜サロン 東影智裕ギャラリートーク「自作を語る」
日時:2018年10月7日(日)17:00~
参加費:予約不要・無料
ゲスト:加須屋明子(京都市立芸術大学教授)
第347回 神戸塾 土曜サロン 重松あゆみ ギャラリートーク「自作を語る」
日時:2018年9月15日(土)/9月22日(土)15:00~
参加費:予約不要・無料
第346回 神戸塾 火曜サロン チェコ/スロバキア共和国建国100周年記念 ポーランド建国100周年記念
―エヴァルト・ダネル レジェンド(伝説)-
ヴァイオリン:エヴァルト・ダネル ピアノ:伊藤ルミ
日時:2018年7月24日(火)18:30開演(会場18:00)
会費:2,500円(ASK会員2,000円)※限定30名 ※要予約
※こぶし基金への寄付を含みます。
第345回 神戸塾 土曜サロン サロンコンサート「光はそこに」ギタリスト熊谷朋久 井上よう子作品を奏でる
日時:2018年7月14日(土)18:30(18:15会場)~19:30
参加費:2000円(当日2500円)・要予約
ギタリストの熊谷朋久さんをお迎えし、井上よう子作品からインスパイアされた楽曲を披露していただきます。
第344回 神戸塾 土曜サロン「トーク 榎忠×島田誠」
日時:2018年6月23日(土)15:00~
参加費:予約不要・無料(要入場券)
榎忠さんと島田誠によるクロストークを開催します。トークのみ要予約とさせていただきます。
第343回 神戸塾 土曜サロン「榎忠 ギャラリーツアー」
日時:2018年6月16日(土)15:00~
参加費:予約不要・無料(要入場券)
榎忠さんと各会場を巡回し、作品の解説をしていただきます。
第342回 水曜サロン「現代家族によるパフォーマンス」
日時:2018年5月6日(水)18:00~
参加費:無料【要予約】
現代家族…2001年ヨシダミノル、荒木みどり、吉田省念、吉田朝麻による家族で構成するパフォーマンスグループとして活動開始。ヨシダミノル没後(2010年)もポエトリーや即興演奏、音響実験等でアプローチを行う。
第341回 火曜サロン‶ポスト平成時代〟の神戸を考える
日時:2018年5月8日(火)18:30~21:00
参加費:無料(資料代500円)・要予約
2017年1月、開港150年を迎えた神戸は、「ポスト平成時代」(2019年5月~)に向かって新しい一歩を踏み出そうとしています。新たな時代を切り開く歴史的転換期を迎えました。高度成長から持続的発展へ、開発優先から人間優先へ、都市拡大からコンパクトシティへ、そして何よりも安心安全なまちづくりの実現へー「ポスト平成時代の神戸」を考える場として、神戸塾の一環とし企画いたしました。
話題提供:高寄昇三(甲南大学名誉教授)、広原盛明(京都府立大学名誉教授)
協同討論:中村順子(NPO法人CS神戸理事長)、島田誠(ギャラリー島田)、野崎隆一(特定非営利活動法人神戸まちづくり研究所代表)
コーディネーター:岸本達也(神戸新聞論説委員)
第340回「上村亮太 ON STAGE」
日時:2018年5月6日17:00~17:30頃
参加費:予約不要・無料
上村亮太がシュール芸を披露します。
第339回 水曜サロン「SFを探しに」
日時:2018年5月2日(水)13:00~16:00頃
参加費:無料【要予約】
ギャラリー島田に集合し、北野町界隈を散歩して、SFを見つける試みです。
第338回 神戸塾 土曜サロン「ギャラリーツアー」
日時:2018年4月21日(土)15:00~
参加費:無料【要予約】
案内人:藤本由紀夫
タルホ&ECHOに仕掛けられたFujimotoMagicをツアーしていただきます。
第337回 神戸塾 日曜サロン「対話 藤本由紀夫×インディペンデント・キュレーター林寿美」
日時:2018年4月15日(日)15:00~
参加費:無料【要予約】
知的で美的で刺激的な藤本由紀夫の世界を画像でたどりながら林寿美と対話します。
第336回 神戸塾 土曜サロン「タルホについて」
日時:2018年4月7日(土)15:00~
参加費:無料 ※予約不要
会場:B1F unにて
話し手:藤本由紀夫
今回のテーマであるタルホの世界について、藤本由紀夫さんによる読み解きをどうぞ。
第335回 神戸塾 土曜サロン Memorial Bookで振り返る「ギャラリー島田の歩み」
日時:第1回 2018年1月27(土)
第2回 2018年2月24(土)
第3回 2018年5月5日(土)
全回14:00~
参加費:無料 ※予約不要
会場:1F troisにて
ギャラリーで展覧会をされる作家に、私たちがMemorial Bookと呼ぶものに絵を描いていただくことを始めたのは1992年1月28日のこと、25年前になります。今までに580点ほどの作品を描いていただきました。35年の歩みをたどる生きた歴史であり証言です。このために描いていただくので、即興的であったり、本音や、別の面がでていたり、とても興味深いものです。画像とともに島田が語ります。
第334回 神戸塾 日曜サロン「加藤竜アーティストトーク」
日時:2018年2月18日(日)14:00~
参加費:無料 ※予約不要
会場:B1F un にて
聞き手:島田誠
ベルリンから気鋭の作家、加藤竜(Kato Ryo)さんをお招きします。加藤竜は本展のために帰国、折り返しベルリンへ戻ります。この機会に高い評価を受けつつある、関西初登場で注目される作家とお出会い下さい。
第333回 神戸塾 日曜サロン 沢村澄子が語る『書よ、街へ出よう!』
日時:2018年1月14日(日)14:00~
参加費:無料 ※予約不要
会場:B1F un にて
聞き手:島田誠
床の間から、書が公園へ池へビルへ街へ飛び出した背景を沢村澄子が語ります。
第332 回 神戸塾 火曜サロン 「食物と戦争と記憶——パンと野イチゴ」
日時:11月 28日(火) 18:3~0 ( 開場 18:00)
参加費:1000 円 [ 要予約 ]
お話:山崎佳代子(詩人・エッセイスト)
お相手:季村敏夫(詩人)
ユーゴスラビア内戦で難民となった友たちが、食物を通して戦争を語った書物、それが「パンと野イチゴ」( 勁草書房近刊) です。
どんなに厳しい時代にも、救い、歓び、希望を探らなくてはならない。
そして、私たちができる一番小さなことは、多くの不正義を潜り抜けた人々の言葉に耳を傾けること……。
今、生まれつつあるこの書物を出発点として、戦争とはなにか、食物とはなにか、家族とは、友とは、
そして人生とは何かを話し合う時間を皆様とともにできたら幸せです。
バルカン半島の戦争の記憶に、私たちの父母たちの体験した戦争、
そして神戸や東北の大震災の記憶を織り込んだときに、どんな肌触りの布が織りあがることでしょうか。
山崎佳代子 ( 詩人、翻訳家)
1956 年生まれ、静岡市に育つ。北海道大学文学部露文科卒業後、1979 年、サラエボ大学に留学。
1981 年よりベオグラード在住、ベオグラード大学日本学教授。2016 年国際日本文化研究センター研究員。
ユーゴスラビア内戦時に、難民支援グループ『ズドラボ・ダ・ステ』に参加。
主な著書に、『ベオグラード日誌』( 書肆山田)、『そこから青い闇がささやき』(河出書房新社)など、
詩集に『みをはやみ』(書肆山田)など、翻訳書にダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』など。
セルビア語詩集Olujin breg により2015 年、ミリツァ・ストヤディノビッチ= スルプキニャ賞受賞。
2015 年、読売文学賞受賞。
近刊に食物から戦争を記憶する『パンと野イチゴ』( 勁草書房)。
季村敏夫( 詩人)
1948年京都生まれ、神戸で育つ。古書店勤務の後、
亡父経営のアルミ製品販売に携わる。
2012年、現代詩花椿賞受賞。
火曜サロンチラシPDF 形式
第331 回 神戸塾 火曜サロン 鼎談「父たちの戦争」
日時:11月 14日(火) 18:3~0 ( 開場 18:00)
参加費:500 円 [ 要予約 ]
お話:南輝子(歌人・画家)
ジャカルタで虐殺された父を追う。
玉川侑香(いちばぎゃらりぃ侑香・詩人)
アンボンで造船に携わる。
所薫子(アートスペースかおる・エッセイスト)
中国大陸・台湾の帰還兵の画家・父坂本正直の作品、記録を発表しつづける。
世界全体がひたひたと戦火への道を辿りつつあります。
1945 年の敗戦を自らのものとして受け止めてこなかった、この国は、再び、同じ道を歩もうとして恥じることがありません。
見回せば親しくしている皆さんが、時を同じくして今まで封印してきた戦地にあった「父」を振り返り、
歌集・詩集・美術展や画集などを相次いで出されました。
そして「父」の戦火とのありようがそれぞれに違うことも、大切な気づきを与えてくれます。
火曜サロンチラシPDF 形式
第330回 土曜サロン「中島由夫展Thunderbird2017 記念講演とトーク」
第330回 神戸塾 土曜サロン
中島由夫展Thunderbird2017 記念講演とトーク
「アンビートからウベボダまで:中島由夫の60年代」
嶋田美子(アーティスト・美学研究)、中島由夫(アーティスト)
2017年10月28日(土)17:00 〜 参加費:1,000円 ※ご予約ください
近年、中島由夫が切り開いてきた前衛の地平が歴史的に検証され、シンドローム(症候群)
という絶妙な名を与えられて高く評価され始めている。1984年の出会いから中島由夫という
幻の怪鳥が吐き出す破天荒な雷鳴の正体に私たちも絶えず挑み1994年に「YOSHIO NAKAJIMA
DOCUMENT 1940-1994」を刊行した。その研究の先端に立つ嶋田美子さんをお迎えして「正体
見たり」の時を持てることは、この上なく楽しみです。詳細はフライヤーをお読みください。
第329回 神戸塾 火曜サロン「小幡正雄さんのこと」
日時:2017年10月17日(火)18:30
参加無料
ゲスト:服部正(甲南大学)、山崎美和(ひふみ園)
進行:島田誠
本展覧会のコーディネーターである服部正さん、そして小幡さんのそばで生活を支援してこられた、ひふみ園の山崎美和さんをゲストにお招きし、
みなさまに小幡正雄の世界を、より深く味わっていただくトークを開催します。
第328回 木曜サロン ケストナー「飛ぶ教室」を語る★踊る
なだっこプロジェクト2017/音楽とダンスの共同制作「飛ぶ教室は 今」プレイベント
ケストナー「飛ぶ教室」を語る★踊る
日時:2017年8月24日(木)19:30開始(19:15開場、20:30終了予定)
出演:岡 登志子、田中 智美
参加費:1,000円
ドイツの文学者エーリッヒ・ケストナーによって書かれた「飛ぶ教室」を原案にしたライヴパフォーマンス『飛ぶ教室は 今』の上演に先立ち、創り手で出演者でもある舞踊家の岡登志子さんと海文堂書店(2013年閉店)で長年児童書を担当された田中智美さんがケストナーの魅力を語り即興パフォーマンスを披露します。
夏の夜のケストナーを巡る豊かなひと時をお楽しみください。
★出演者プロフィール
岡 登志子/振付家・ダンサー。ダンスグループ アンサンブル・ゾネ主宰。
田中 智美/神戸を代表する書店「海文堂」で長年 児童書を担当。
★『飛ぶ教室は 今』公演情報
日時:2017年9月2日(土)18時/3日(日)14時
会場:神戸市立灘区民ホール
料金:一般前売2,800円(当日3,000円)、中高生前売1,800円(当日2,000円)
小学生以下一律500円、シェア割あり
公演詳細:灘区民ホール https://goo.gl/7wWFna
★特典!!
サロンにお越しいただいた方は『飛ぶ教室は 今』公演の前売チケットを800円引きで
お買い求めいただけます!
第327回 火曜サロン「写真家Robert Frankの魅力」
台風でやむなく中止したサロンですが、下記の通り開催いたします。
「写真家 Robert Frankの魅力とプロジェクトの現代的意味」
お話し:林寿美(総合プロデューサー、インディペンデント・キュレーター)
日時:7月25日(火)18:30(開場18:00)
会費:¥1,000 ※全額プロジェクトへ寄付させていただきます。
※要予約
お手数ですが、改めてご予約を、お願いいたします。
ご予約にあたっては、お名前とお電話番号を必ずお知らせください。
闘う写真家 92才の小さな革命
とても興味深いレポートです。
RFBFKについては前月号の「美の散歩道」で林寿美さんに書いていただきました。2014年にカナダで始まり世界50ヶ所で開催される革新的なプロジェクトです。日本では2ヶ所目で昨年11月の東京展に次ぐものです。世界で巡回とはいいながら場所の選定、展示構成から担い手まで総合的に創造されることとなり、鑑賞は無料、展示されたものは終了と同時に破棄されます。そのことも重要な使命であることもユニークです。
第326回 神戸塾 火曜サロン「フランティシェク・ノボトニー 無伴奏ヴァイオリンソナタの夕べ No.4」
フランティシェク・ノボトニー 無伴奏ヴァイオリンソナタの夕べ No.4
日時:6月20日(火)19:00 (開場18:30) 会費:一般¥3,000 / ASK会員¥2,000 ※要予約
ギャラリー島田における私のソロリサイタルは2014年に始まり、今年で4回目になります。
ご存知のとおり、私は毎回まったく新しいソロプログラムを用意してまいりました。
毎年必ず演奏しているバッハのソロ曲はプログラムの「心」に当たります。
今回はパルティータ ロ短調を演奏しますが、これはこれまであまり演奏してきておりませんので、とても新鮮です。
バルツァーの音楽はチャーミングです。彼の作品は非常に古い年代のものですので、
プログラムの最初にもってきました。
昨年レーガーを演奏し、皆さまからご好評をいただきましたので、今回は別のレーガーのソナタをお聴きいただきたいと思います。
ソーレはバイオリニストの間では非常に有名です。
パガニーニの協奏曲における彼のカデンツァは最も難しく、実は超絶技巧が必要とされるパガニーニの演奏よりもかなり大変です。以前、パガニーニの協奏曲第1番を
演奏した際、ソーレのカデンツァを使いましたので、今回はソーレのソロ曲を選んでみました。
ソロのプログラムについて考えるときはいつも、ギャラリー島田の精神と空間を思います。
伝統的なクラシックの作曲家の中から、ほんの少しモダンさを感じさせる音楽を選びました。
皆さまにこの音楽が伝わり、楽しんでいただけますように。
フランティシェック・ノボトニー
第325回 神戸塾 火曜サロン「羅生門」上映とトーク
「羅生門」上映とトーク
講師:伊良子序(いらこ・はじめ)氏(作家、NPO神戸100年映画祭顧問)
5月16日(火) 18:30 (開場18:00)〜 21:00
参加費:¥1,000/ASK会員および、NPO神戸100年映画祭会員¥500
主催:アート・サポート・センター神戸、NPO神戸100年映画祭
世界の映画の黄金時代と言われるのは、第二次大戦後の約十五年間。当然、技術的にはアナログの時代である。映画人は情熱を結集し、創意工夫を重ねて、戦争によって露呈した人間の本性の描写、社会描写に打ち込んだ。現在、映画製作の土台はデジタル技術に移行し、表現の可能性が格段に広がった。にもかかわらず、映画は訴える力を大きく後退させてしまった。なぜか?アナログ時代の傑作中の傑作で、世界に日本映画とクロサワの存在を知らしめた「羅生門」の映画作りを見直すことで、総合アートとしての映画におけるアナログ、デジタルの特質とその境界線について考えてみたい。
「羅生門」(1950年 大映)ベネチア映画祭グランプリ 88分
原作・芥川龍之介 監督・黒澤明 撮影・宮川一夫 脚本・黒澤明、橋本忍 音楽・早坂文雄 出演・三船敏郎、森雅之、京マチ子、志村喬、千秋実
第324回火曜サロン「KIITO(デザインクリエイティブセンター神戸)の新しい可能性を考える」
日時:3月21日(火) 18:30( 開場18:00)
進行:島田誠 コメント参加:藤野一夫 会費:無料
KIITO は「デザイン都市・神戸」のシンボルである、デザイン・クリエイティブセンター神戸の愛称です。1927年に輸出生糸の品質検査を行う施設として、ゴシックを基調とした神戸市立生糸検査所(旧館)が建設されました。1932年には国に移管し、国立生糸検査所(新館)が東に建て増しされた歴史的産業遺産です。2008年に、神戸市がユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定され、その拠点として“創造と交流”の拠点として、2012年8月に誕生しました。
第323 回 土曜サロン「花森安治装釘集成」出版記念トーク
■ 第323 回 土曜サロン
「花森安治装釘集成」 唐澤平吉・南陀楼綾繁・林哲夫編 みずのわ出版 出版記念トーク
2016年12月10日(土)17:00〜 無料 会場:ギャラリー島田B1F *ご予約ください。
1F deuxで個展開催中の林さんは画家、装丁家、文筆家であり古書収集家でもある多彩な顔を持っておられます。DMの作品はゴッホ兄弟のお墓への道です。私も訪ねました。多くの画家のみならず表現を志す全ての人にとってオーベール・シュル・オワーズへの道は巡礼の道かもしれません。
そして、この度林哲夫さんが装丁+エディトリアルデザインをされた会心作について語っていただきます。花森安治の「暮らしの手帳」は私にも近く懐かしい思いが溢れます。是非、お運びください。(無料ですが人数把握のためご予約をお願いいたします。)
『花森安治装釘集成』(みずのわ出版、唐澤平吉・南陀楼綾繁・林哲夫編、2016年11月3日刊行)について
『暮しの手帖』編集長として知られる花森安治には、装釘家・イラストレーターとしての大きな側面がありました。中学生のころからすでにその才能は開花をはじめ、買い求めた文学書を母にもらった端切れで装本し直したといいます。松江高校に入ってからは文芸部の『校友会雑誌』を編集・レイアウトしていますが、その世界的な視野をもった斬新なデザインは高校生のレベルを超えており、今日の目で見ても驚かざるを得ません。『花森安治装釘集成』は、元暮しの手帖社の編集員だった唐澤平吉氏のコレクションを中心として、そんな花森安治の戦前・戦中の珍しい 装釘本から、戦後、暮しの手帖社におけるほぼ全ての雑誌・単行本、および親しい人々のために引き受けた他社の装釘本まで、およそ500タイトル、約1000点のカラー図版で構成されており、まさに花森装釘意匠の決定保存版となっています。
第 322 回 「バッハ無伴奏チェロソナタの夕べ no.3」
人気チェリスト ミハル・カニュカ
「バッハ無伴奏チェロソナタの夕べ no.3」
弦の王国チェコを代表するチェリスト、ミハル・カニュカ さ んをお迎えしてのシリーズ「無伴奏チェロソナタの夕べ」第 3 回をお楽しみいただきます。 今回はバッハの二つの組曲に加えて大変珍しいプロコフィエ フ(1952 年に作曲し、未完のものをロストロポーヴィッチ が補筆)の無伴奏チェロ組曲をお聴きいただきます。
2 0 1 6年 1 2月 8日 ( 木 )18:30 開演 [18:00 開場 ]
会場 : ギャラリー島田 B1F
会費 : ¥2,500 (ASK 会員:¥2,000) *ご予約下さい
第321回 火曜サロン「谷辺昌央 ギターリサイタル〜ギターのための12の歌 武満徹メモリアル〜」
「谷辺昌央 ギターリサイタル〜ギターのための12の歌 武満徹メモリアル〜」
2016年10月18日(火)19:00開演(18:30開場)
会場:ギャラリー島田B1F
会費: ¥2,000 *ご予約ください。
斉藤祝子さんの武満オマージュ作品に包まれるように武満音楽のスペシャリスト谷辺昌央(ギター)さんの演奏をお届けいたします。
広大な原野、灯りの全くない天空に耳を澄ませば聴こえる微かな音がそこにある。
世界には沈黙と無限の音がある。その音を刻んで一つの音を得る。
沈黙と測りあえるほどに強い音を。
島田 誠
第320回 土曜サロン「松村芸術の魅力」
日時:2016年9月3日(土)17:00〜
[予約不要・無料]
樋口ヒロユキ、島田誠が松村光秀の魅力を語ります。
第319回 金曜サロン「名倉誠人レクチャー・コンサート ベンジャミン・ボイル作曲「マリンバ協奏曲」
■ 第319回 金曜サロン「名倉誠人レクチャー・コンサート ベンジャミン・ボイル作曲「マリンバ協奏曲」(2015年作曲・日本初演)をめぐって」
2016年9月23日(金)19:00〜 ¥2,000 「要予約」
特別料金:9月25日松方ホールでの演奏会チケットをご提示いただくと1,000円(当ギャラリー受付でも購入できます。)
名倉誠人よりメッセージ
アメリカ人作曲家、ベンジャミン・ボイルの音楽を聴くと、この人は、フォーレやドビュッシーらのフランス印象派に心を預けた人だと思わせられる。2012年にマリンバとピアノの二重奏曲を書いてもらって以来、我々のコラボレーションは、多くの果実を実らせてきた。
彼の新作「マリンバ協奏曲」を、昨年カナダで世界初演、そして、9月25日には、日本初演を神戸新聞松方ホールで行う。それに先立って、この作品がどんな音楽なのかを、皆さんに知っていただきたいという思いに駆られた。
現代作品は、本番で一度だけ聴いていただいても、伝わることが本当に限られていると実感している。ベンジャミンの来日に合わせて、今回のサロンでは、彼と私が、作曲家と演奏家の立場からこの作品について語りたいと思う。そして、彼のピアノ伴奏と一緒にこの作品を演奏をすることによって、翌々日に控えたオーケストラとの日本初演で、この協奏曲を皆さんがより楽しんでいただける助けになれば、と願っている。
島田誠よりメッセージ
神戸から世界に誇る音楽家・名倉誠人。単にマリンバ奏者ではない。音楽家としてのフロンティアであり続けてきた。
今回は松方ホール音楽賞の第1回大賞受賞者として招かれてのベンジャミン C.S.ボイルのマリンバコンチェルトの日本初演であり、今回の神戸塾サロンは公益財団法人「神戸文化支援基金」のKOBE ART AWARD第1回大賞受賞者として、お二人をお招きしてのレクチャー・コンサートです。刺激的なお二人のレクチャーをお楽しみください。
第318回 神戸塾火曜サロン
「芦屋・山村サロン 対 北野・神戸塾 山村サロンが成し遂げたこと」
30年前にオープンし、能舞台をもつ独特の空間で、古典から現代に至るコンサートや講演会など多彩な文化活動の場であった、芦屋市の「山村サロン」。8月末で閉館と知っておどろいた。 阪神・淡路大震災後は、被災者生活再建支援法の成立に尽力した作家小田実さんら市民運動の拠点ともなった。山村雅治さんはプロデューサーであると同時に 文、舞、語り、演、指揮と、留まるところを知らない強烈な表現者であった。筋書きのないトーク。皆さんとともにその証言を聞きましょう。 私は「ひとびとの精神史」のなかで「草地賢一 ボランティア元年を拓いく」を書き「被災者生活再建支援法」の成立について書きました。
2016年7月19日(火) 19:00~ [予約不要・無料]
ゲスト :山村雅治さん 聞き手: 島田誠
第317回 神戸塾日曜サロン
「加川広重巨大絵画がつなぐ東北と神戸2015」記録集完成記念
―加川プロジェクトが時代に刻印したこと、そこから生まれるものー
2016年7月17日(日) 16:00~
会場:ギャラリー島田 Trois(新しいスペースです) [予約要・無料]
ゲスト 加川広重さんをお招きしてフランスからの報告。第4作「飯館」についてお聞きします。 また藤野一夫ほか実行委員会のメンバー、この稀有のプロジェクトの記録集作成にかかわった 編集委員、出演された皆さんによる、 詳細に記録され活字記録として残された全体像を俯瞰してみればその場での臨場感としてあった感動とは別の深い意味性について喚起されるものがあります。そして多くの人が関わり、多くの事がなされ、交わり、創造されたことを纏めるという作業がまた記録するに値する行為であったことを、ともに語りあいましょう。
第316回 神戸塾土曜サロン
蓮池もも 自作を語る 蓮池ももは新潟に生まれ、独学で描き、20代はじめから孤独な少女の夢ともいうべき独特の人間風景を新潟の画廊で発表し、昨年7月にギャラリー 島田で県外初の個展。 不思議な魅力を湛えた世界がさらなる変容を遂げたMOMO WORLD。あお・あか の小宇宙は何を語っているのか。 蓮池ももさんが語ります。
聞き手: 大倉宏(新潟絵屋) 島田誠
2016年7月2日(土) 17:00~
¥500 [予約不要]
会場:ギャラリー島田 1F deux
(土曜サロンに参加された方は、終了後、新しいギャラリー 島田Toroisを見ていただく時間を持ちます ただし、無事、竣工していましたらですが)
第315回 神戸塾 日曜サロンフランティシェク・ノボトニー 無伴奏バイオリンソナタの夕べ (第3回)
第313回 神戸塾 火曜サロン 「ひとびとの精神史」(岩波書店)刊行記念トークサロン
「ひとびとの精神史」(岩波書店)刊行記念トークサロン
「 バブル崩壊 新しいつながりを求めて 草地賢一が拓いた市民社会」
2016年6月7日(火) 19:00〜 [予約不要・無料]
「ひとびとの精神史」は、第2次世界大戦の敗戦以降、現在に至るまでのそれぞれの時代に、
この国に暮らすひとびとが、何を感じ考えたか、どのように暮らしたかを、その時代に起こった出来事との関係で、精神史的に探求しようとするものです。
私は指名をうけて阪神大震災が拓いた新しい時代を草地賢一さんを通して書きました。
それは新しい時代を担う神戸の人々の群像でもありました。
草地とし子(夫人)さんをはじめ、本書に登場する皆様と語り合いましょう。
第311回 火曜サロン林 進 「日本文化 私の最新講義ー宗達絵画の解釈学」(敬文舎)出版記念のトークサロン
林 進 「日本文化 私の最新講義ー宗達絵画の解釈学」(敬文舎)出版記念のトークサロン
-雷神は、無二の親友、角倉素庵を追善して描いたものだった!!人間宗達の全貌に迫る!-
昨年は琳派400年記念で アート・サポート・センター神戸のサロンでも連続講座を持ちました。
今回、島田が大学時代から親交の ある林進さんのミステリーのごとく面白い宗達絵画の解釈学をお楽しみ下さい。
林 進(略歴)
2000年文学博士 (神戸大学)。1971年大和文華館学芸員、2002年神戸大学大学院客員教授を経て、
現在、関西大学・大手前大学非常勤講師。(専攻)
2016年5月10日(火) 19:00? [要予約・無料]
第309回 火曜サロン 島田陽 スライドレクチャー「日常の設計の日常」
2016年4月12日(火)19:00〜 (開場18:40) [要予約・無料]
建築家 島田陽による『日常の設計の日常 (現代建築家コンセプト・シリーズVOL.22)』が発行されました。
1972年生まれの島田陽が在学中からこれまでの22年間に手掛けてきた建築・住宅・インスタレーション等について綴られています。
その設計手法について、赤裸々に語る機会を設けたいと思います。
講師: 島田陽 しまだよう
1972年神戸市生まれ。1995年京都市立芸術大学環境デザイン科卒業。
1997年同大学大学院修了後、タトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所設立。
現在、神戸大学、広島工業大学等非常勤講師、京都造形芸術大学客員教授。
2013年、Asia Pacific Property Award Architecture Single Residence Highly Commended、
LIXILデザインコンテスト2012金賞、第29回吉岡賞等受賞。
著書に『7iP #04 YO SHIMADA』(2012年、ニューハウス出版)、『島田陽/日常の設計の日常 (現代建築家コンセプト・シリーズVOL.22)』(2016年、LIXIL出版)。
http://tat-o.com/
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ギャラリー島田
TEL&FAX 078−262−8058
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第302回 火曜サロン「リコーダー部といっしょ」
2015年12月22日(火)19:30 〜 (開場19:15)
[ 無料・予約不要 ]
2015年最後のサロンは、みんな大好き、リコーダー部にご登場いただきます。前半はリコーダー部による生演奏ライブ。
後半は、リコーダー部といっしょに楽しんだり、パーティー(クリスマス会&忘年会ですね!)したり…
作家もお客様も通りすがりの誰かも、みなさんで楽しみたいと思います。
[リコーダー部]
2008年頃に結成。気がつけば、もう7年ほど活動しているのですね。
こんなに続けるつもりはなかったのですが、なんとなくマイペースでやっています。
メンバーそれぞれ、自分達のやってみたい曲を作ったり演奏したり、
はなはだ未熟ながら音楽を楽しんでいます。
なぜか、いろいろな人に可愛がっていただき、いろいろな場所に呼んでいただいたり、
いろいろな人の前で演奏させていただいて、もう感謝しかありません。
これからも、少しずつ、自分達らしいものを見つけたいと思っています。
今回のライブでは、残念ながらホルン担当の伊藤さんが欠席なのですが、
残りの5人のメンバーで、冬の夜が暖かくなるような演奏が出来れば、と思います。
メンバー
伊藤まゆみ(Hr,Srec.)上村亮太(Srec,Vo.)金井和歌子(Srec,Arec,Xyl.)
神谷千晶(Fl,Srec,Arec,Splnrec.) シモダノブヒサ(Gt,Srec,Perc.)高橋怜子(Srec,Arec,Perc,Vo.)
神戸塾 火曜サロン 300回記念 秋の古典サロンシリーズ 2015
古典サロンシリーズでは、これまで、女流義太夫、尺八、能管、琵琶、謡、白拍子舞、淡路人形浄瑠璃、講談、落語、能など、日本の古典芸能を多彩に楽しんできました。間近に演者の方のパフォーマンスに触れられる大変貴重な機会であり、またギャラリーならではのアートとのコラボレーションも目から鱗で、毎回充実した空間がうまれてきました。
6年目となる今年は、ちょうど琳派派400年にあたります。琳派をテーマにした3つの伝統文化をご紹介いたします。
日本美術の大潮流・琳派は、芸術分野のみならず、産業、工芸などにも大きな影響を与えてきました。なかでも、京菓子の世界には、「光琳梅」「光琳菊」など、琳派の代表的な意匠を用いた菓子があり、琳派を抜きに語ることはできません。一方、能には、琳派と共通する美意識を描く作品があり、琳派を知ることで能の世界を深く知ることもできるかもしれません。そして、講談にも、琳派をテーマにした話があります。琳派を通して、日本文化を深く知る時間になればと思います。
第1回 2015年10月15日(木) 菓子 講師:太田達
第2回 2015年11月12日(木) 能 講師:林 宗一郎
第3回 2015年12月10日(木) 講談 講師:旭堂南青
*各回 19:00 〜 20:30 (開場18:30) [ 定員30名 ・要予約 ]
会費:各回 一般2,000円(ASK会員1,500円)
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>>講師プロフィール
第1回 菓子
講師:太田達 おおた とおる
京都の老舗和菓子店「有職菓子御調進所老松」の家に生まれ、現在は主人を務めている。菓子職人でありながら茶人でもあり、京都工芸繊維大学大学院ではお点前の動作を工学的な見地から研究し博士号を取得。持ち前の探究心が深めた膨大な文化的知識は講義や執筆、実践に活かされている。また現代アートとしての茶会をプロデュースするなど活動は多岐にわたり世界中を飛びまわっている。
著作に『源氏物語と菓子』(剛書院)、編著に『京の花街―ひと・わざ・まち―』(日本評論社)ほか。NHK「きょうの料理」「ようこそ先輩」「日めくり万葉集」「美の壷」ほか出演多数。
リヨンビエンナーレ、琵琶湖ビエンナーレ作品参加。
第2回 能
講師:林 宗一郎 はやし そういちろう
観世流能楽師。1979年、寛永2年(1625)より唯一続く京都観世五軒家の家に生まれる。
父・十三世林喜右衛門、及び二十六世観世宗家・観世清河寿に師事。3歳で「鞍馬天狗」初舞台。内弟子修行を行う能楽師が減少する中、家元のもとでおよそ8年間に及ぶ稽古に励む。2011年に独立。2012年独立披露能にて「道成寺」を披く。全国各地での能楽公演や普及活動のほか、市川猿之助や市川海老蔵など歌舞伎との共演や、清水寺での「震災復興支援国際交流演奏会」などにも参加。2013年より「宗一郎の会」を主催。また、台湾や韓国など海外文化交流を行うとともに、神仏の祈りの場での奉納を重ねるなど、能楽を京都から世界へ発信するべく多方面にて意欲的な活動を展開している。平成26年度京都市芸術文化特別奨励者。
第3回 講談
講師: 旭堂南青 きょくどう なんせい
上方講談師。1980年生れ。大阪府立東住吉高等学校芸能文化科(4期)卒。近畿大学文芸学部 卒。
2004年に旭堂南左衛門に弟子入り、南青となる。現在、上方講談協会 会計担当。
大阪、京都、東京などで講談会を多数開催。若手講談師としてテレビ出演も。
その他、2014年3月 フランスパリ日本文化会館において、フランス語南京玉簾で好評を得る。
2014年4月〜 東大阪市立縄手南中学校において、日本初の講談師アドバイザリースタッフとして参加。
「国語」「社会」の授業において、日本人として身に着けなければならない、礼節、教養を、講談を題材にして分り易く伝える為に教壇に立つなど、
活動は多岐にわたる。
コーディネーター・進行: 濱崎加奈子 はまさき・かなこ
神戸出身。京都大学文学部(美学美術史学)卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学術博士。京都工芸繊維大学特任准教授を経て、現在、専修大学文学部准教授。同志社大学特別講師。「香道の美学」「伝統文化プロデュース論」をテーマに研究を続けるとともに、国内外にて伝統文化に込められた知恵と美意識から学び・遊び・広める活動を行う。「伝統文化プロデュース 連」代表。江戸時代の儒者・皆川淇園の学問所「弘道館」を再興するとともに建造物の維持ならびに、伝統文化を通した人間教育事業を展開する「公益財団法人有斐斎弘道館」代表理事。北野天満宮和歌撰者。著作に、『京の花街―ひと・わざ・まち』『ふろしき』『京菓子と琳派ー食べるアートの世界』他。
協力: 公益財団法人 有斐斎弘道館 ゆうひさい・こうどうかん
弘道館は、江戸中期の京都を代表する儒者・皆川淇園(みながわ・きえん / 1734-1807)が創立した学問所。淇園は開物学という独自で難解な学問を創始したが、詩文や書画にも優れた風流人で、門弟3千人とも言われた。 有志による建造物保存とともに、現代における弘道館の再興をめざして、「能あそび」をはじめとする日本文化を楽しむ講座や茶会、展覧会等を開催している。