まこちゃんから、あやうく「馬鹿ちゃん」へ
お正月は、長男夫妻が孫の響子(1年9ヶ月)を連れて帰ってきて、賑やかでした。 響子に私のことをどう呼ばせるか、最初が大切だと「まこちゃん」と呼ばせることに成功しました。
でも、ときどき「ばかちゃん」と聞こえる。しかも「こ」と「か」にアクセントがついて、おかしいのです。でも本当に「馬鹿ちゃん」になってしまうところでした。 というのも前回の通信で悲痛なお願いをした「天満敦子メモリアル・コンサート」が、一週間前のチケット販売の読みでは200枚しか読めず、これでは赤字だ、収益をイラン地震の復興支援に寄付するなどと大きなことを言いながら赤字では、大嘘つきだ「馬鹿ちゃんだ」と真っ青になったのでした。
でも信じられないことに、お願いも効を奏したのか、当日は400名を越える皆さんに聴いていただきました。天満さんの演奏も入魂のもので、西宮市大谷記念美術館からお借りした津高和一先生の100号の大作が凛と舞台を絞め、客席と一体となった快い緊張感に酔いました。
約48万円の収益を「しみん基金こうべ」に5万円、43万円を「CODE海外災害救助市民センター」を通じてイラン震災復興支援の一助としていただきます。
震災当日の17日は天満さんと東遊園地の震災モニュメントに献花、夜は兵庫県公館 での竹下景子さんの「詩と音楽によるメモリアルコンサート」に出席。 16日は童女・天満さん、17日は聖女・竹下さんの横に座って食事といううれしい日々。20日には東京から8名の演者をお迎えしてギャラリー島田で「詩劇的朗読流寓・神戸レクイエム」を上演。超満員。24日には「人と未来の防災センター」での「メモリアルコンフェレンス」で摩耶はるこさんのコンサートをお世話。フィニッシュ。 ドッと疲れがでて、後はヘロヘロ。年齢を考えずに限度を超えたことをやってしまう私に家人も鶯嬢(スタッフ)も「お馬鹿チャン」と内心思っているに違いない。
間違って「ばかちゃん」と声をかけそうになりました…。ということはありません。 が、久々に、エネルギーのリチャージを!早く!でも時間がない!という空気だった のは確かですね。しんどい時でも、まだまだ頑張れるばかちゃん、いやまこちゃん、 続いた企画がみな、たくさんの方のコンビネーションがあって素晴らしいものにな って良かったです。まだまだいけるんじゃない?まこちゃん。(鶯)
間違って「ばかちゃん」と声をかけそうになりました…。ということはありません。 が、久々に、エネルギーのリチャージを!早く!でも時間がない!という空気だった のは確かですね。しんどい時でも、まだまだ頑張れるばかちゃん、いやまこちゃん、 続いた企画がみな、たくさんの方のコンビネーションがあって素晴らしいものにな って良かったです。まだまだいけるんじゃない?まこちゃん。(鶯)
君は「ビッグイシュー」を読んだか?
雑誌「ビッグイシュー日本版」をご存知ですか。「そんなん本屋に売ってない」 そうなんですね。売ってないんです。私も滅多に見かけないのですが、気がつけば毎号買っています。この雑誌は身分証明書を着けたホームレスが街角で静かに掲げて販売しています。1冊200円で、そのうち110円が販売者の収入です。内容は、私のようなおじさんよりもっと若い人向けですが、このシステムと、買った時の、販売者のうれしそうなお顔が、またうれしくて、出会えば買っています。ともかく買って損はない内容です。
私たちが取り組んでいる「ぼたんの会」は、いわばこの雑誌の企画編集から、販売までを神戸のNGO/NPOがやっているようなものです。
さきほどのヴァイオリンの天満敦子によるメモリアルコンサート「祈り」もチケット販売に協力した団体が50%を活動資金として受け取るものですが、今回はイラン地震への復興支援に全額寄付されました。
3月20日(金)には永六輔さん、灰谷健次郎さんの協力でこの方式による講演会「今、一番言いたいこと II」をラッセ・ホールで開催します。
(詳細はチラシを参照下さい)
そして4月23日(金)には昨年、大変好評だった「夜会・ぼたんの会」を北野ガーデンで。
震災十周年にあたる来年、1月17日には女優の竹下景子さん の「詩と音楽によるメモリアルコンサート」を行います。こうした人の心の繋がりで創っていく喜びは重大な中毒症状を呈します。