佐藤千重展 ―いのちの不思議、生成と循環― 1F troisにて開催中

ギャラリー島田では初めての展覧会になります。
陶芸作家 佐藤千重さんの展覧会を1F troisで開催しています。

展来廊紹介ページはこちらのリンクをご覧ください

青い色をしたさまざまな形の陶作品。
一見して貝殻かしらと分かるものもありますが、
はっきり何の形とはいえないような不思議な形の作品がほとんどです。

流れ、うずまき、螺旋……
生命の中を流動する力、その運動を形にしたいのだと佐藤さんはおっしゃいます。

DMに使われている「鳥の詩」という作品も、
鳥の姿を写し取ったものというよりは、
飛び立とうとする力そのものが表現されているようです。
そしてまた、空高く舞い上がる鳥の命であると同時に、
海底めがけて沈んでいく、船の碇のようにもみえないでしょうか?

青い釉薬は神戸に移って来てからの色。
青はもともとお好きだったそうですが、もしかすると、
神戸の海の青が佐藤さんのイメージの中に満ちていったのかもしれません……

会場に過去の作品の資料を置いていらっしゃいますが、
京都時代、奈良時代、神戸時代と、
作品の形が、
そしてとりわけ色が、白、茶、青と移り変わっていくさまが興味深く感じられます。

開場では佐藤さんの陶の作品だけでなく、
モノトーンのドローイングも展示しています。
通路側のウィンドウをお見逃しになりませんように。

会期は5月25日(水)までです。
皆さまのご来廊を心よりお待ちしております。