今年も始まりました須飼秀和展。
1Fのdeux(ドゥ―)とtrois(トロワ)2つの展示室で開催しています。
展覧会紹介ページはこちらのリンクをご覧ください。
普段は連載の取材に制作に子育てに忙しくしていらっしゃる須飼さん。
久しぶりにお会いできてスタッフの心も弾みます。
そしてお持ちいただいたたくさんの新作たち。
荷を解くと懐かしい風景を描いた作品があふれ出し、いま紅葉に色づいている六甲の山々のように、たちまちギャラリーを郷愁の色に染め上げます。
こちらは毎日新聞に連載中の「ひょうご・見つめたい風景」シリーズに今年掲載された「こだわりのタマゴ屋さん」(小野市)。
展示作業をしながら、このタマゴ屋さんを取材したときのことをお話ししてくださいます。
「ご主人が鶏舎に入っていくと、鶏たちは親だと思ってるんでしょうね、『お父さん、お父さん』という感じで、違う調子の声で鳴きはじめるんですよ…」
「鍛冶屋線の跡」(兵庫県多可郡)という作品です。
廃線になった路線を走っていた車両が展示されているそうです。
緑の木々の中にひっそりとたたずむ緑色の車両。
しんとした絵の風景の空気に引き込まれて、いつまでも作品に見入ってしまいます。
ミニフレーム作品も大充実です。
かわいい動物や可憐な花たちが、作品の世界にぴったりの特製の額に収まっています。
こちらは須飼さんのグッズコーナー。
皆さまいつも心待ちにされている来年のカレンダーももちろんご用意しております。
deuxでは須飼さんの新聞連載の記事の資料もご覧いただけます。
会期は12月8日の水曜日までです。
皆さまのご来廊を心よりお待ちしております。