栗田紘一郎展 「WALKING」 1F deuxにて11月24日(水)まで開催しています

ギャラリー島田では2年ぶり、写真家・栗田紘一郎さんの展覧会「WALKING」が1F troisで開かれています。

展覧会情報ページはこちらのリンクをご覧ください

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栗田さんは写真家としてのキャリアを広告業界でスタートされ、1980年代から美術写真の分野に移られました。

そして1990年からアメリカに拠点を移して作品の制作をつづけ、その作品はボストン美術館をはじめ数多くの美術館に収蔵されています。

30年間のアメリカでの活動を経て、現在は丹波篠山市にアトリエを構えていらっしゃいます。

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今展覧会の「WALKING」のシリーズは「サイアノタイプ」と「アルブメンプリント」という技法でプリントされた写真が使われています。

写真と聞くとカメラを使ってパシャリというイメージが浮かびますが、そうではなく、印画紙の上に直接物を置き、その像が写し取られています。

19世紀のなかば頃に発明された手法だといいます。

そして、写真作品と一緒に額に収められている現物の葉や枝。

これは栗田さんがWALKING——散歩の途中で拾い集めたものたちです。

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こちらの作品はサイアノタイプの写真作品と、実物の大きな羽根。

そしてよく見るといくつかの英語のテキストが。

1853年、1860年……年代はちがいますが、すべて11月14日の日付がつけられています。

これは森に暮らし、散策をしながら独自の思索を深めていったヘンリー・ソローの日記からの引用なのだそうです。

ではなぜ11月14日?

実は11月14日は栗田さんご自身のお誕生日。

そして当ギャラリーの画廊主、島田誠の誕生日でもあるのです。

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誕生日だけでなく、生年も同じお二人。

たまたま2018年のお誕生日の翌日、初めてギャラリー島田を訪ねてくださり、

会話のなかで偶然、同じ生年月日であることがわかって以来のご縁です。

もちろん個展を開催していただくことになったのは、栗田さんの作品のすばらしさに島田誠が惚れ込んでのこと。

今回はその11月14日をはさむ形で展覧会を開催することができました。

上の写真は当日のお祝いの様子(地下の河合美和さんの会場で)。

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今回「WALKING」シリーズ以外にも「一筆(ひとふで)プラチナ」シリーズの作品を展示しています。

こちらは刷毛のひと塗りで作られた印画紙に美しい自然の小景が写し取られたプラチナプリントの作品。

和紙にプリントされ、蓋つきの特注の桐箱に収められています。

「一筆(ひとふで)プラチナ」シリーズは「ギャラリー島田オンラインストア」でも公開・販売中です。

ぜひそちらもご覧ください。

https://gallery-shimada.stores.jp/

 

栗田紘一郎展  WALKING  は11月24日(水)までです。

皆様のご来廊を心よりお待ちしております。

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